ドラールクラウン（1992年生、母ミネノオウカン）
Dollar Crown
1992.03.24
ドラールクラウン（1992年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時22歳）と交配したミネノオウカンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方46戦8勝2着4回。1996年の武蔵野オープンに勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
赤間清松厩舎（大井）へ入厩。
3歳（1995年）
1月6日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトワノルージュからアタマ差の2着に甘んじた。
1月30日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のクニバトラーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3月24日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦のマーガレット特別 2組（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンクオリティから2馬身差の2着に敗北した。
4月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月5日、中2週で迎えた5戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイパラダイスをアタマ差制して2勝目を手中に収めた。
5月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラストシーンに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月11日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のボスアンドボスに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
9月28日、中8週で迎えた10戦目は、リエンダ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウェディングピーチに2馬身半の差をつけて優勝
10月13日、中1週で迎えた11戦目は、オータムカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（9戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーストンシンオーからハナ差の2着に甘んじた。
11月15日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（10戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキートチャンピオンに2馬身の差をつけて6勝目をゲットした。
12月31日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳戦のロジータ記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（11戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4歳（1996年）
1月31日、中3週で迎えた14戦目は、ダイヤモンドレディ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月10日、中9週で迎えた15戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（13戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月17日、中4週で迎えた16戦目は、エメラルド賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田博幸騎手（14戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケイバトラーから3/4馬身差の2着に敗北した。
8月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、トゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月26日、中2週で迎えた18戦目は、アフター5スター賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月25日、中3週で迎えた19戦目は、武蔵野オープン（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドムーンに1馬身の差をつけて優勝
10月30日、中4週で迎えた20戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（4戦2勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月18日、中2週で迎えた21戦目は、東京記念（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（5戦2勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。14着に終わった。
12月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。
12月28日、中2週で迎えた23戦目は、勝島オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（15戦5勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（1997年）
1月30日、中4週で迎えた24戦目は、ダイヤモンドレディ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（16戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスギヤマワッスルに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
2月27日、中3週で迎えた25戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（17戦6勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月2日、中4週で迎えた26戦目は、G3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（18戦6勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月9日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（7戦2勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。
5月21日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた28戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月22日、中4週で迎えた29戦目は、吾妻小富士オープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（9戦2勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。
8月13日、中6週で迎えた30戦目は、地方重賞のトゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（10戦2勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。14着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（11戦2勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月2日、中4週で迎えた32戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（12戦2勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。5着を確保した。
10月22日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた33戦目は、G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（13戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月31日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた34戦目は、鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（14戦2勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。最後はトウケイメモリーと並んで4着同着となった。
11月19日、中2週で迎えた35戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（15戦2勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。14着に終わった。
12月9日、中2週で迎えた36戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手（16戦2勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。5着を確保した。
12月28日、中2週で迎えた37戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手（17戦2勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（1998年）
1月21日、中2週で迎えた38戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で堀千亜樹騎手（18戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた39戦目は、牝馬限定G3のTCK女王盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で堀千亜樹騎手（19戦2勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
2月21日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦でオープンの一般（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で堀千亜樹騎手（20戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。
3月11日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で堀千亜樹騎手（21戦2勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。
4月16日、中4週で迎えた42戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
5月14日、中3週で迎えた43戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（22戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。
6月23日、中5週で迎えた44戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（23戦2勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。
7月23日、中3週で迎えた45戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（24戦2勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた46戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のトゥインクルレディー賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（25戦2勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。
8月26日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（19戦6勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。