セイミニスター（2010年生、母レディアモーレ）

セイミニスター（2010年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋聖なる奉仕者」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したレディアモーレが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方19戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の一般A3以下B1以上。

経歴

デビュー前

当歳のとき、嶋田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

11月4日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。17頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3歳（2013年）

6月22日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月25日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた6戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

11月10日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C4七（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトナミゴールドに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエヴァンブルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラッソに9馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナムラシンバに半馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2014年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のニシノオタフクに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

4月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のマルカンデジタルに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月6日、中3週で迎えた13戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマンリョウに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のキタイセシャトルに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月17日、中3週で迎えた15戦目は、白山スーパー林道特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた16戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般B1五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で米倉知騎手（10戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

10月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で米倉知騎手（11戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンセバスチャンに7馬身の差をつけて制した。

10月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で米倉知騎手（12戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2015年）

3月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、千穂・カズピョコ結婚記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（13戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、サンセバスチャンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた22戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、狩人体験特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったスリーパインに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（14戦8勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般A3以下B1以上（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（15戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のヤマミダイオーをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月23日、中3週で迎えた25戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。