シュウザンホウオー（1994年生、母ホウヨウコトブキ）

シュウザンホウオー（1994年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時8歳）と交配したホウヨウコトブキが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は桑田定芳。戦績は、中央平地9戦0勝、地方38戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の雷鳥賞ロ。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

9月13日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月26日、中3週で迎えた3戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月19日、中0週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の雷鳥賞ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキーウーマンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1998年）

8月2日、約8か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた7戦目は、’98フェイスフルレイン特別（2）（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた8戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1999年）

12月5日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

12月21日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2000年）

1月6日、中1週で迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

1月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップバッカス賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月29日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、バレンタインスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた16戦目は、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3月6日、中1週で迎えた17戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた18戦目は、春分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（2001年）

2月18日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた19戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月9日、中2週で迎えた20戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウラクムスコから3馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルカージナルからクビ差の2着に甘んじた。

5月5日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月17日、中4週で迎えた25戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサバーデンから3馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた26戦目は、ローズマリー特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた27戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンジュクベンハーに4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニングケイからクビ差の2着に甘んじた。

7月29日、連闘で迎えた29戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月4日、連闘で迎えた30戦目は、クローバー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた32戦目は、きんもくせい特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッツゴーフジからクビ差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた33戦目は、WeLoveたかさきDay特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐川久芳騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた34戦目は、神無月特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐川久芳騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8歳（2002年）

3月31日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた35戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（13戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスリッチをアタマ差制して3勝目を手中に収めた。

6月15日、中2週で迎えた39戦目は、桔梗特別（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（15戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた40戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャディハンターをクビ差制して優勝

7月20日、中3週で迎えた41戦目は、金精峠特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（16戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた42戦目は、藤塚聡子騎手を鞍上に迎えて、ダリア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月24日、中2週で迎えた43戦目は、ひまわり特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた44戦目は、ケイトウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた45戦目は、サルビア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（17戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のユウワンマックスをクビ差制して5勝目を手中に収めた。

10月13日、中2週で迎えた46戦目は、ききょう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた47戦目は、いちょう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（18戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。