アサクサバーデン（1997年生、母アサクサシャンソン）

アサクサバーデン（1997年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時5歳）と交配したアサクサシャンソンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方38戦10勝2着10回。主な勝ち鞍は2001年の霧降賞(一般C4以下)。

経歴

デビュー前

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

7月23日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2000川崎フラワー賞10（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月11日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋桜特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林久晃騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4歳（2001年）

1月22日、中5週で迎えた10戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4ル C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシノリューオーに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月10日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイッセイタッカから1馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、雷神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったビフォアフラワーズからクビ差の2着に惜敗した。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノオペラに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、ヒナゲシ特別（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のバクシンパワーに4馬身の差をつけて優勝

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノホクトに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジエスニセイからクビ差の2着に甘んじた。

6月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウザンホウオーに3馬身の差をつけて制した。

7月1日、中1週で迎えた21戦目は、ローズマリー特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファアーサに5馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

7月9日、連闘で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平沢則雄騎手（10戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナルシスゼットオーから6馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた23戦目は、ダリア特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で平沢則雄騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィーナメロディに4馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

8月15日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で平沢則雄騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノクインに2馬身半の差をつけて8勝目をマークした。

8月27日、中1週で迎えた25戦目は、風神賞（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で平沢則雄騎手（13戦8勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシノグッドラックから2馬身差の2着となった。

9月8日、中1週で迎えた26戦目は、芙蓉特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で平沢則雄騎手（14戦8勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったモールドオプトレーから2馬身半差の2着となった。

9月17日、連闘で迎えた27戦目は、月見草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で平沢則雄騎手（15戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジエスニセイから6馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた28戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、サルビア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスメロディから3馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた29戦目は、ガーベラ特別（足利ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（16戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシルクに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月27日、中1週で迎えた30戦目は、オータム特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（17戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードアスリートからアタマ差の2着に甘んじた。

11月12日、中1週で迎えた31戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（18戦9勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2002年）

1月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、つくしんぼう特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（19戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた33戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、沈丁花特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた34戦目は、おひつじ座特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた35戦目は、水仙特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（20戦9勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた36戦目は、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた37戦目は、やまぶき特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（21戦9勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイエロードリームから3馬身差の2着となった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた38戦目は、やまぶき特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（22戦9勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた39戦目は、れんげそう特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（23戦9勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた40戦目は、藤塚聡子騎手を鞍上に迎えて、牡丹特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた41戦目は、エメラルド特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（24戦9勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた42戦目は、アザレア特別（足利ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（25戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアクターズプライドをクビ差制して優勝

6月1日、中1週で迎えた43戦目は、やまもも特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（26戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた44戦目は、ひなげし特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（27戦10勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた45戦目は、ナデシコ特別（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（28戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。