ハイパークレーン（1984年生、母ハツピーテスコ）

ハイパークレーン（1984年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンシングキヤツプ（当時16歳）と交配したハツピーテスコが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小池幸吉。戦績は、地方36戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は1988年のホワイトクリスマス賞(C2)。

経歴

デビュー前

井手正則厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1986年）

10月31日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルマスアキに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の葉牡丹特別（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエルプリンスから3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（1987年）

1月20日、中4週で迎えた3戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦のチューリップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月28日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は湯浅淳一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキンコーレオに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、小野寺竜馬騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドポントスをハナ差制して3勝目を手にした。

11月30日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺竜馬騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサハリンガビーに1馬身の差をつけて4勝目をマークした。

12月31日、中3週で迎えた9戦目は、大晦日特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1988年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、初春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、成田特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のセンシヨウハヤテに半馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

2月26日、中2週で迎えた13戦目は、笠森特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた14戦目は、仲春特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、疾風特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、観音崎特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月15日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、一般C3四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトモエランドギフトをクビ差制して久しぶりの一戦をモノにした。

12月23日、中4週で迎えた18戦目は、ホワイトクリスマス賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシケンキングをクビ差制して勝利をモノにする

12月29日、連闘で迎えた19戦目は、野島崎特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1989年）

2月17日、中6週で迎えた20戦目は、早春特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月23日、中4週で迎えた21戦目は、アクアマリン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた22戦目は、晩春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルケンカーナーから半馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中4週で迎えた23戦目は、エメラルド特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（13戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリフインから1馬身半差の2着となった。

6月14日、中3週で迎えた24戦目は、初夏特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（14戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、神無月特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（15戦4勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた26戦目は、ゴールデンホース賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（16戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1990年）

1月10日、中7週で迎えた27戦目は、ガーネット特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（17戦4勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた28戦目は、アメジスト特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で張田京騎手（18戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた29戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で張田京騎手（19戦4勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた30戦目は、及川靖騎手を鞍上に迎えて、薫風特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（1991年）

2月17日、約10か月半の休み明けで迎えた31戦目は、白嶺特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（7戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた32戦目は、マーチ特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた34戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノボーイからクビ差の2着に甘んじた。

6月1日、中4週で迎えた35戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホサンライズから半馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中3週で迎えた36戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。