クロールキック（2019年生、母ハイデルベーレ）
Crawl Kic
2019.03.06
クロールキック（2019年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のストロングリターン（当時13歳）と交配したハイデルベーレが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。2022年のスプリングカップ(M2)に勝利した他、2021年の寒菊賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐野幸一郎によって374万円で落札された。
米川昇厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2021年）
5月27日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオンストロンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
6月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。
7月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、コスモポポラリタに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
8月25日、中5週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のワイジーチャンプに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
9月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ6（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったクラグローリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
10月6日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ10（門別ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（5戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
10月31日、中3週で迎えた7戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、2歳M1の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンシュトルムに交わされて2馬身差の2着となった。
12月14日、中5週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の寒菊賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサンエイブレーヴに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
デビュー前
1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐野幸一郎によって374万円で落札された。
千葉幸喜厩舎（岩手）へ入厩。
デビュー前
1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐野幸一郎によって374万円で落札された。
栗田裕光厩舎（大井）へ入厩。
2月10日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、3歳S3の雲取賞（大井ダート1800m 雪/稍重）に出走。馬体重は479kg。10頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。
3歳（2022年）
3月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクラシックトライアル（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。
4月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳M2のスプリングカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグットクレンジングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
デビュー前
1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐野幸一郎によって374万円で落札された。
千葉幸喜厩舎（岩手）へ入厩。
12月5日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、M2のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。
12月31日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、M1の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
4歳（2023年）
3月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg絞って迎えた12戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のフレイムウィングスを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
4月9日、中1週で迎えた13戦目は、M3の赤松杯（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
5月7日、中3週で迎えた14戦目は、M1のシアンモア記念（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
5歳（2024年）
4月26日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、東郷坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。
5月15日、中2週で迎えた16戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、紀伊国坂賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。