ディスプレジャー（1988年生、母コトブキ）

ディスプレジャー（1988年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のペキンリュウエン（当時11歳）と交配したコトブキが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は（株）千葉新田牧場。戦績は、中央平地21戦2勝、地方16戦3勝2着8回。主な勝ち鞍は1994年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

星田幸作厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1990年）

10月18日、デビュー戦は佐川久芳騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリーガルマサトシから2馬身差の2着となった。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーティコトブキから1馬身半差の2着となった。

3歳（1991年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホープダイヤオーから半馬身差の2着となった。

1月11日、連闘で迎えた6戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミスワから1馬身半差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスダンディーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月16日、中0週で迎えた9戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐川久芳騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミスワからクビ差の2着に惜敗した。

3月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐川久芳騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェッカーホマレから半馬身差の2着となった。

3月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の高崎弥生賞（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐川久芳騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐川久芳騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツノセンスからクビ差の2着に惜敗した。

5月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の高崎皐月賞（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐川久芳騎手（11戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモセイリュウに半馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月7日、中8週で迎えた14戦目は、3歳戦の高崎ダービー（高崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐川久芳騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサトメモリーから1馬身半差の2着となった。

10月14日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐川久芳騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシエンペラーをクビ差制して3勝目を奪取した。

11月17日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦の北関東菊花賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐川久芳騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1992年）

1月19日、中8週で迎えた17戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の初春賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

6月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は関口睦介騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のダイナミックスピンを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

8月22日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の松前特別（函館芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下のHTB杯（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月27日、連闘で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大沼ステークス（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で関口睦介騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

10月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の飯坂特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月28日、中5週で迎えた26戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート2100m 雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5歳（1993年）

1月16日、中2週で迎えた28戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

3月13日、中7週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の常陸特別（中山芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田村正光騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の勝浦特別（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5月16日、中5週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下の鎌倉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手（6戦1勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月13日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6歳（1994年）

2月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた33戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手（8戦1勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関口睦介騎手（9戦1勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた35戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のアサカハイラップをクビ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

4月10日、中3週で迎えた36戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月1日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の清里特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。