ナリタジャック（1996年生、母ブラダマンテ）

ナリタジャック（1996年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時12歳）と交配したブラダマンテが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の和寒パンプキン特別(一般B2-3)。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

9月11日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

12月29日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般DⅢⅣ（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のローカルカラーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

4月27日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、一般D3（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトップリアリティーに6馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

5月5日、連闘で迎えた7戦目は、一般D3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーツルギに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

6月6日、中4週で迎えた8戦目は、福住特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケンノタエコに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月9日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、生田原高原和牛特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトヨヤクシャをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、愛別きのこ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月19日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、三石デルフィニウム特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2001年）

5月9日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた12戦目は、STVラジオホットライン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（6戦5勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた13戦目は、ひばりが丘特別（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（7戦5勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったツギタテヒカリから4馬身差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた14戦目は、えぞ松特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（8戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた15戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（9戦5勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた16戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（10戦5勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月19日、中1週で迎えた17戦目は、ニシパの恋人特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（11戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月12日、中7週で迎えた18戦目は、和寒パンプキン特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルリーダーに3/4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渋谷裕喜騎手（13戦6勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた20戦目は、鵡川特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で渋谷裕喜騎手（14戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、厚賀特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツジノローズからクビ差の2着に惜敗した。

11月13日、中1週で迎えた22戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、二風谷特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。