キョウエイサポート（1990年生、母ケイシユウサザンカ）

キョウエイサポート（1990年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のマジツクミラー（当時8歳）と交配したケイシユウサザンカが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地16戦4勝2着2回、地方32戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の中京日経賞(900万下)。

経歴

デビュー前

柴田不二男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

12月6日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ビッグシーザーに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月12日、連闘で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアサカイチバンに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月27日、中1週で迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のさざんか賞（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

3歳（1993年）

1月24日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

4歳（1994年）

1月5日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

3月13日、中9週で迎えた6戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、マヤノニチリンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

5月7日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた10戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のスーパーキングダムに3馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

6月26日、中4週で迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のエドノマツに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月16日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下のルスツ特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月4日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上900万下の中京日経賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスプリングバンブーに1馬身3/4の差をつけて優勝

5歳（1995年）

1月7日、中4週で迎えた16戦目は、寿ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（2戦2勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

5月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、久保秀男騎手を鞍上に迎えて、薫風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイベルからアタマ差の2着に惜敗した。

5月22日、中0週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、デネブ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、星雲特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保秀男騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた20戦目は、月光特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保秀男騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイライデンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月7日、中4週で迎えた21戦目は、ムーンライト特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保秀男騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた22戦目は、雲海特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で久保秀男騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた23戦目は、新秋特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で久保秀男騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月15日、中8週で迎えた24戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、ノベンバー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた25戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、大師特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた26戦目は、年忘れ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は甲斐年光騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1996年）

4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた28戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた29戦目は、エメラルド特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で圓田修騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7歳（1997年）

1月3日、連闘で迎えた31戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた32戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、ガーネットオープン（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた33戦目は、アメジストオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた34戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた35戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた36戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた37戦目は、ファイナルオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた38戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトラノシーザーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月17日、中4週で迎えた39戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドトッキュウから半馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中3週で迎えた40戦目は、姫百合特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた41戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハマブリッジに1馬身の差をつけて優勝

10月4日、中1週で迎えた42戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーカチドキに4馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

11月3日、中3週で迎えた43戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた45戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山北隆士騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8歳（1998年）

2月26日、中9週で迎えた46戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングリリックから2馬身半差の2着となった。

3月16日、中2週で迎えた47戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山北隆士騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。