ヘイセイベル（1991年生、母サクラビクトリー）

ヘイセイベル（1991年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラダイオー（当時7歳）と交配したサクラビクトリーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。戦績は、地方40戦13勝2着8回。1998年の報知オールスターカップ(地方重賞)で2着に入った他、1998年のテレビ埼玉杯(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大和田五郎厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1994年）

2月16日、デビュー戦は山崎尋美騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨシキャサリンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月3日、中1週で迎えた2戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月26日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタースマコバに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のドロップラインに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月25日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦のハイビスカス特別 3組（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアントリックからクビ差の2着に惜敗した。

9月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のコスモス特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野崎武司騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサリュウダイヤからハナ差の2着に甘んじた。

10月16日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野崎武司騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシローワカタケに5馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

11月18日、中4週で迎えた8戦目は、一般C1二（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野崎武司騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサリュウダイヤに6馬身の差をつけて優勝

12月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で野崎武司騎手（7戦4勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた10戦目は、高砂特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で野崎武司騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のバトルパッションに2馬身半の差をつけて制した。

4歳（1995年）

1月20日、中2週で迎えた11戦目は、ガーネット特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野崎武司騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコガネユタカオーから1馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、爽春特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で野崎武司騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマフィンから1馬身半差の2着に敗北した。

4月7日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた13戦目は、ベイブリッジ特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で野崎武司騎手（11戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月12日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた14戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で野崎武司騎手（12戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイサポートをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

6月13日、中4週で迎えた15戦目は、星雲特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で野崎武司騎手（13戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンオパールに5馬身の差をつけて8勝目をマークした。

7月5日、中2週で迎えた16戦目は、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で野崎武司騎手（14戦7勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月9日、中4週で迎えた17戦目は、TVK盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で野崎武司騎手（15戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノサーペンをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月23日、中1週で迎えた18戦目は、かもめ盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で野崎武司騎手（16戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノサーペンに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月4日、中5週で迎えた19戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で野崎武司騎手（17戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中9週で迎えた20戦目は、ディセンバー特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で野崎武司騎手（18戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジュマルに1馬身の差をつけて制した。

5歳（1996年）

1月23日、中5週で迎えた21戦目は、ジャニュアリー賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で野崎武司騎手（19戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジュマルに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月7日、中1週で迎えた22戦目は、TV埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で野崎武司騎手（20戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケーエフネプチュンに1馬身の差をつけて優勝

2月21日、中1週で迎えた23戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で野崎武司騎手（21戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は23戦連続で野崎武司騎手（22戦12勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバサイレントから1馬身半差の2着に敗北した。

5月29日、中2週で迎えた25戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、かしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月31日、中8週で迎えた26戦目は、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマゾンオペラからクビ差の2着となった。

9月18日、中6週で迎えた27戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後はリバーセキトバと並んで3着同着となった。

10月30日、中5週で迎えた28戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1997年）

2月6日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、立春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月26日、中6週で迎えた30戦目は、TV埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎尋美騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、中4週で迎えた31戦目は、地方重賞のTV埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（23戦12勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月3日、中8週で迎えた32戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（24戦12勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（1998年）

3月18日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた33戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（25戦12勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

5月5日、中6週で迎えた34戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた35戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（26戦12勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ムテキボーイに交わされて1馬身差の2着となった。

7月3日、中5週で迎えた36戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（27戦12勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、バンチャンプに3/4馬身交わされて2着となった。

8月19日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ地方重賞のTVK盃（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（28戦12勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

11月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（29戦12勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月30日、中4週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた39戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8歳（1999年）

6月30日、約6か月の休み明けで迎えた40戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。