シルバーペコ（2019年生、母アイリッシュペコ）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

10月10日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

11月20日、中5週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3歳（2022年）

2月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

4月3日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

5月29日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克駿騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

8月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

2022年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月16日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のブエナディオサに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月8日、中5週で迎えた9戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアオイトランプに約12馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、宇連川特別（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、かおりん誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコパノアダムスに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2023年）

1月6日、中3週で迎えた12戦目は、C13組（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソレジャートポストに約13馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月20日、中1週で迎えた13戦目は、七里の渡し特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャットリングに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

2月13日、中2週で迎えた14戦目は、ぎょしゃ座特別（名古屋ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、パディオアヘッドに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（8戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のゴラッソゴールに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、ペガサス座特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（9戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリアルグローリーを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

3月27日、中1週で迎えた17戦目は、春色特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（10戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスルーザリミッツに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月20日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、苗代特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岡部誠騎手（11戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドスノーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、ポピー特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で岡部誠騎手（12戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ネオトリニティーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月18日、中1週で迎えた20戦目は、すずらん特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡部誠騎手（13戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月21日、中4週で迎えた21戦目は、木苺特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で岡部誠騎手（14戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた22戦目は、鱚特別（名古屋ダート920m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で岡部誠騎手（15戦9勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた23戦目は、ゆり特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で岡部誠騎手（16戦9勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

8月30日、中5週で迎えた24戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた25戦目は、祝20周年!鴻巣びっくりひな祭り賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた28戦目は、C1六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

12月21日、中0週で迎えた29戦目は、いちごの里よしみ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

5歳（2024年）

1月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。