エスケイワン（1992年生、母サンコートクイーン）

エスケイワン（1992年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時5歳）と交配したサンコートクイーンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグジャパンファーム。戦績は、地方32戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1996年のウインターカップ(B1)。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1994年）

11月16日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は505kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーシャイアンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1995年）

5月29日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラライジンオーをクビ差制して休み明けの一戦を制した。

6月5日、連闘で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトアーバンに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の嵯峨菊特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケイバトラーに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月15日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、カトレア特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカントーリュウオーに2馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

12月6日、中1週で迎えた7戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に52.5kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバサイレントから1馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイヒホウから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1996年）

2月1日、中4週で迎えた9戦目は、ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジーサイクロンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中2週で迎えた10戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンサートボーイから2馬身半差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。14着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた12戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、京葉盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキャロットイッセーに1馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

5月8日、中6週で迎えた13戦目は、埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月25日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、佐藤正晃騎手を鞍上に迎えて、武蔵野オープン（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、オータムカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた16戦目は、マーキュリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正晃騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた17戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、初冬特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイワントーホクから1馬身差の2着となった。

12月19日、中2週で迎えた18戦目は、師走特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のデントロビウムをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

5歳（1997年）

1月27日、中5週で迎えた19戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた20戦目は、郷間隆騎手を鞍上に迎えて、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた21戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、TV埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた23戦目は、地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月27日、約5か月の休養明けで迎えた24戦目は、師走特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1998年）

1月3日、連闘で迎えた25戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦でオープンの瑞雪特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた27戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の如月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月17日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の京葉盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の’98スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦6勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の’98グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、抜け出したミハタワールドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦のさつき特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中0週で迎えた32戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。