クリスタルブラボー（1990年生、母ミスブラヴオー）

クリスタルブラボー（1990年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時14歳）と交配したミスブラヴオーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大宮牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方44戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は1992年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

7月12日、デビュー戦は猿橋重利騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったホウユウトップに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月2日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月27日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で猿橋重利騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキョウエイスパートに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1993年）

7月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下の利尻特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で猿橋重利騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で猿橋重利騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4歳（1994年）

4月3日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、若草賞（三条ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデーサンサンに3/4馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

4月18日、中1週で迎えた8戦目は、チューリップ特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミタイヨウに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、オープス中郷開設一周記念（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のメイクパーフェクトに1馬身の差をつけて制した。

5月30日、中3週で迎えた10戦目は、五頭連峰特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森川一二三騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、金北山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で森川一二三騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた13戦目は、笠堀特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森川一二三騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、麒麟山特別（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で森川一二三騎手（7戦3勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森川一二三騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、中0週で迎えた16戦目は、朝日岳特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で森川一二三騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントアクセルから2馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた17戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、聖篭特別（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた18戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特別（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1995年）

1月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、松竹梅特別（新潟(地)ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（10戦3勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月9日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、八海山特別（三条ダート1700m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーシュートから半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた21戦目は、一般A2（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた22戦目は、五頭連峰特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミタイヨウからアタマ差の2着となった。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、下越特別（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口高騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルヨースから2馬身差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた24戦目は、金北山特別（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口高騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた25戦目は、飯豊連峰特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山口高騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた26戦目は、米山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山口高騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のゲットタイカンをクビ差制して勝利をモノにする

7月28日、中1週で迎えた27戦目は、加治川特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口高騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた28戦目は、三条記念（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口高騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた29戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山口高騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた30戦目は、錦秋特別（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山口高騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた31戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカヤマペガサスから2馬身差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた32戦目は、越後特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口高騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（1996年）

4月7日、約4か月半の休養明けで迎えた33戦目は、仲春特別（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた34戦目は、三条記念（三条ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は石井久治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた35戦目は、晩春特別（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口高騎手（13戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中0週で迎えた36戦目は、朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石井久治騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた37戦目は、金北山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山口高騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月4日、中1週で迎えた38戦目は、赤倉特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（11戦3勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた39戦目は、笠掘特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山口高騎手（15戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月1日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた40戦目は、長月特別（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（16戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月23日、中2週で迎えた41戦目は、日本海シーサイドカップ（新潟(地)ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（17戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた42戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、錦秋特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた43戦目は、深秋特別（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口高騎手（18戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月25日、中4週で迎えた44戦目は、越後特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（19戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた45戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（20戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラスカルコマンダーから半馬身差の2着となった。

7歳（1997年）

1月4日、中3週で迎えた46戦目は、松竹梅特別（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口高騎手（21戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた47戦目は、八海山特別（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口高騎手（22戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月31日、中7週で迎えた48戦目は、阿賀野川特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口高騎手（23戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた49戦目は、金北山特別（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口高騎手（24戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた50戦目は、飯豊連峰特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口高騎手（25戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。