シンボリメロディー（1994年生、母メロデイアン）

シンボリメロディー（1994年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時13歳）と交配したメロデイアンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地50戦3勝2着4回、中央障害6戦1勝2着1回、地方4戦1勝2着1回。2003年の足利記念(地方重賞)に勝利した他、2003年の開設記念(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にて総額4,000万円（10万×400口）で一口馬主が募集された。

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

8月11日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた5戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したトウショウフレスコに半馬身届かず2着となった。

3歳（1997年）

3月2日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた7戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り雨/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヘッドシップを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月31日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカンジンチョウをアタマ差振り切って2勝目を手に入れた。

7月19日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた12戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の犬吠埼特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の本栖湖特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた14戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のTVKテレビ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’97インターナショナルジョッキーズ1（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

4歳（1998年）

7月19日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（6戦2勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた22戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた23戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5歳（1999年）

1月16日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（8戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下の長久手特別（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（東京芝2400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったピープルヒーローに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中8週で迎えた30戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたコスモブレイザー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月8日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

9月18日、中5週で迎えた34戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

6歳（2000年）

1月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた35戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた36戦目は、5歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた37戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた38戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、約9か月半の休養明けで迎えた39戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

7歳（2001年）

1月14日、中2週で迎えた40戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月29日、中1週で迎えた41戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた42戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードマグナムから5馬身差の2着となった。

2月24日、中1週で迎えた43戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウィニングシャトルに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

4月22日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた44戦目は、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したマルゴウィッシュを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月12日、中2週で迎えた45戦目は、4歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴来直人騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた46戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（11戦2勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた47戦目は、4歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（12戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るエドノマツオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

8月12日、中5週で迎えた48戦目は、3歳以上1000万下の支笏湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の阿寒湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた50戦目は、札幌日経オープン（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は鈴来直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8歳（2002年）

6月1日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた51戦目は、L.オールプレス騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の木曽川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた52戦目は、3歳以上1000万下の信夫山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でL.オールプレス騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた53戦目は、3歳以上1000万下の松前特別（函館芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は鈴来直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた54戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のみなみ北海道特別（函館芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

12月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた55戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の天竜川特別（中京芝2500m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月22日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた56戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴来直人騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9歳（2003年）

2月9日、中6週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた57戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、立春特別（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた58戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の足利記念（足利ダート1900m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエムキングに3馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

3月23日、中2週で迎えた59戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた60戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウゼウスから5馬身差の2着に敗北した。