コスモカルナック（2017年生、母ロゼッタ）
Cosmo Karnak
2017.05.12
コスモカルナック（2017年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+エジプトにある神殿名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時22歳）と交配したロゼッタが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中山 高鹿康。2023年のかきつばた賞で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、大作ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、大作ステーブルから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルースターズファームによって291.6万円で落札された。
菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
8月25日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のカガジャスティスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
9月1日、連闘で迎えた2戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。
12月21日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着を確保した。
3歳（2020年）
1月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったシオミチクレバに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
2月16日、中4週で迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
4歳（2021年）
2月13日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（4戦1勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のダノンシティに1馬身1/4の差をつけて休養明けの一戦を制した。
2月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラスの帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（5戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマイネルアルケミーにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。
3月27日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲンパチアイアンを上がり1位タイの末脚で3/4馬身差し切って順当に勝利した。
5月16日、中6週で迎えた9戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの朱雀ステークス（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。
9月12日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのセプテンバーステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（7戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたショウナンバビアナ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
10月16日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上3勝クラスの白秋ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。
12月5日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上3勝クラスの南総ステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（8戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月28日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの2021ファイナルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（9戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
5歳（2022年）
1月16日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上3勝クラスのサンライズステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（10戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
6歳（2023年）
1月15日、約12か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上3勝クラスのサンライズステークス（中山芝1200m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、キミワクイーンに3/4馬身交わされて2着となった。
3月11日、中7週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのアクアマリンステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（11戦3勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。
2023年3月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
5月8日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。
5月23日、中1週で迎えた18戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。
6月19日、中3週で迎えた19戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。
7月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、かきつばた賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したゴールドギアを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
7月18日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、桂樹杯（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
デビュー前
1歳のとき、大作ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、大作ステーブルから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルースターズファームによって291.6万円で落札された。
菅原勲厩舎（岩手）へ入厩。
7月30日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、M2のせきれい賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。
8月13日、中3週で迎えた22戦目は、M3のいしがきマイラーズオープン（盛岡芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。