朱雀ステークス

レース展開

デトロイトテソーロが一団をリードする展開、そのすぐ後ろにビアイが続く

デトロイトテソーロが主導権を奪い、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にビアイが続く。そのあと、カバジェーロが3番手の絶好位につける。続いて、タマモティータイムは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはファンタジステラとブリッツアウェイ。その1馬身後ろ、シトラスノートとスワーヴシャルルは中団前め。デルマカトリーナとコスモカルナックは中団馬群のちょうど真ん中を併走。エレヴァートは中団後方の位置取り。その直後、コロラトゥーレが12番手。クリノアリエルとチェアリングソングは後方5番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。その少し後ろ、ブレイブメジャーは後方4番手で機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはホウオウカトリーヌ。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはグッドジュエリー。殿にナンヨーアミーコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

朱雀S、コロラトゥーレが戦前の低い評価をひっくり返す様な奮闘を見せて勝利を掴み取る

先頭はデトロイトテソーロでリードは1馬身。単独の2番手にビアイが続く。その後ろ、カバジェーロが3番手。そのすぐ後ろ、ファンタジステラが4番手。1馬身離れて、ブリッツアウェイとタマモティータイムが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのは15番人気のファンタジステラ。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた16番人気のコロラトゥーレが豪脚を爆発させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、4番手の位置から持ち味のタフさで最後まで奮闘した15番人気のファンタジステラが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団前目の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったシトラスノートが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたデルマカトリーナが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方5番手にいたチェアリングソングが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはクリノアリエルが入った。1番人気のスワーヴシャルルは中団前目にいたが見せ場なく9着に敗れた。