ハマミフレンド（1999年生、母グランドホウセキ）

ハマミフレンド（1999年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時8歳）と交配したグランドホウセキが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は高田幸夫。戦績は、地方15戦8勝2着5回。2002年のオグリオー記念(アラ系3歳)に勝利した他、2002年のアラブダービー(アラ系3歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高田幸夫から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」と「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

原隆男厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2001年）

9月27日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったトキワノイチローに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るココロノイズミを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、トキワノイチローにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月26日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のセンプーリッチに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

12月20日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のタカラミノリに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

12月29日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3歳（2002年）

1月21日、中2週で迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラストモンスターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳オープンのオグリオー記念（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のホーエイトップを3/4馬身振り切って優勝

3月15日、中3週で迎えた9戦目は、白鷺特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったミスターゲンシにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般A8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のショウハイシルクに3馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

4月26日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系一般A7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアラビアンヒエイをクビ差振り切って優勝

5月15日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンのアラブダービー（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったホーエイトップにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、日本ライン特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のスギノヤマノオーに3馬身の差をつけて7勝目を収める

6月19日、中2週で迎えた14戦目は、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリュウパレードに2馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のアラブ王冠（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（8戦5勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。