ココロノイズミ（1999年生、母ダイサンパルテノス）
1999.04.24
ココロノイズミ（1999年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のヒロタケスター（当時16歳）と交配したダイサンパルテノスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表 篤夫。戦績は、地方39戦15勝2着7回。主な勝ち鞍は2004年の悠子ちゃん誕生日記念特別(アラ系一般A1)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、野表篤夫から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。
藤田勝正厩舎（笠松）へ入厩。
2歳（2001年）
7月5日、デビュー戦は古川彰騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュシルバー（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒットオーゴールドに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
8月17日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、アラ系2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川彰騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のナイスオブイナリを半馬身振り切って優勝
8月31日、中1週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のナイスオブイナリを半馬身振り切って負け無しの3連勝を決めた。
9月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のナイスオブイナリをハナ差振り切って負け知らずの4連勝を決めた。
9月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのジュニアグローリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
10月18日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は古川彰騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ハマミフレンドに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
11月11日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。
3歳（2002年）
3月15日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A10 12（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のスルガショウハイを3/4馬身振り切って久方ぶりの一戦をモノにした。
4月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミンキーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って6勝目を収める
4月23日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般A11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスルガショウハイを半馬身振り切って7勝目を奪取した。
5月14日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系一般A9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスルガショウハイを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。
6月3日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般A7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウアヤメに8馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
6月21日、中2週で迎えた13戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A6（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボナンザーアピールに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
7月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のアラブ王冠（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月27日、中7週で迎えた15戦目は、アラ系一般A4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のブラックリックを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。
9月11日、中1週で迎えた16戦目は、なでしこ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（5戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったツルギベンサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
9月25日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタカラダッシュに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
10月23日、中3週で迎えた18戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の帝冠賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月22日、中3週で迎えた19戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタカラダッシュに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
4歳（2003年）
1月12日、中6週で迎えた20戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（8戦7勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。
2月6日、中3週で迎えた21戦目は、高千穂特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（9戦7勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。
2月17日、中1週で迎えた22戦目は、トサミズキ特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（10戦7勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタカラダッシュに2馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす
3月7日、中2週で迎えた23戦目は、白鷺特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（11戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。
4月8日、中4週で迎えた24戦目は、スポーツニッポン杯（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（12戦8勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。
4月28日、中2週で迎えた25戦目は、れんげ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（13戦8勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた26戦目は、小瀬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤光彰騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビッグアドベンチャにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
6月4日、中1週で迎えた27戦目は、吉田川特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤光彰騎手（15戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトキワダイドウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
6月25日、中2週で迎えた28戦目は、紅ばら短距離特別（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で安藤光彰騎手（16戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
7月17日、中2週で迎えた29戦目は、御岳特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で安藤光彰騎手（17戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
7月31日、中1週で迎えた30戦目は、納涼特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
8月16日、中1週で迎えた31戦目は、立秋特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（18戦8勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。
9月5日、中2週で迎えた32戦目は、舟山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（19戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ラッキーモラールに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
9月18日、中1週で迎えた33戦目は、秋分特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（20戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエイギャルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
5歳（2004年）
5月16日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた34戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、北陸コカ・コーラボトリング（株）（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。
6月6日、中2週で迎えた35戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、（株）コクブ特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。
6月20日、中1週で迎えた36戦目は、アラブスプリントカップ（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
7月4日、中1週で迎えた37戦目は、輝成君あかねちゃん結婚記念特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サクセスフレンドに3/4馬身交わされて2着となった。
7月18日、中1週で迎えた38戦目は、悠子ちゃん誕生日記念特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモナクラムセスに2馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
8月15日、中3週で迎えた39戦目は、アラブグランプリ（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。