マルハチストライク（1999年生、母ホリールード）

マルハチストライク（1999年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したホリールードが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方21戦4勝2着5回。2001年の兵庫ジュニアグランプリ(G3)で3着に入った他、2001年のダリア賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マークリ牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、マークリ牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、占部貞夫によって892.5万円で落札された。

横山崇司厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2001年）

6月18日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、2歳A1（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオペラに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月21日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月19日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったヘルスウォールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の東北ジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた5戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のきんもくせい特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月28日、中4週で迎えた6戦目は、2歳G3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ツルマルダンサーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、2歳G2の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（2002年）

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた12戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の岳特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた13戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた14戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

12月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

4歳（2003年）

1月6日、中2週で迎えた16戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた17戦目は、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったノムラテンメイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月1日、中1週で迎えた18戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6月28日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の栗子特別（福島芝1700m 小雨/不良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月24日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた21戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトカジノに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月6日、中1週で迎えた22戦目は、アリオト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた23戦目は、アルファルド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーカロから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

3月13日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた25戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

4月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

6月12日、中8週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた27戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、県民の日特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞のばん阿賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラボーオペラから4馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた29戦目は、文月特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のブリッジクリアーに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月8日、中3週で迎えた30戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞のカネユタカオー記念（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のブンブクマーチャンに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

9月5日、中1週で迎えた32戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、がんばれ宇都宮競馬特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリッジクリアーからクビ差の2着に甘んじた。

9月19日、中1週で迎えた33戦目は、地方重賞の穂の香賞（宇都宮ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた34戦目は、地方重賞の宇都宮記念（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた35戦目は、地方重賞のスプリンターズ天馬杯（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた36戦目は、師走特別（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。