アピールレデイ（1987年生、母ヤマニテスコ）
Appeal Lady
1987.04.05
アピールレデイ（1987年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のステイールハート（当時15歳）と交配したヤマニテスコが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方51戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1991年の越路賞(B1)。
経歴
デビュー前
小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1990年）
1月5日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
2月3日、中3週で迎えた2戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた3戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
3月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを5馬身以上保って、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
7月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は清山宏明騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
7月29日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。
8月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。
8月18日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
9月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に終わった。
10月20日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサチコドルフインに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
11月4日、中1週で迎えた11戦目は、飯泉之男騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月8日、中0週で迎えた14戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカトレアボーイから1馬身差の2着となった。
12月30日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の師走特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
4歳（1991年）
4月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、一般C1ハ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月1日、中2週で迎えた17戦目は、福島拡騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（三条ダート1700m 雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードオーワシに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
5月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は福島拡騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた20戦目は、阿部充知騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノカイザーから6馬身差の2着に敗北した。
7月12日、連闘で馬体重を前走から5kg戻して迎えた23戦目は、一般B3（三条ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月31日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯泉之男騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオターボから1馬身半差の2着となった。
9月15日、中2週で迎えた27戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、村杉ハンデ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた28戦目は、越路賞（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノカイザーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
10月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部充知騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は福島拡騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月23日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部充知騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月9日、中1週で迎えた33戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、新潟高崎リーディングジョッキー（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（1992年）
1月3日、中3週で迎えた34戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、新春ゴールデンジョッキー第戦（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月5日、約3か月の休養明けで迎えた35戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は阿部充知騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月18日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部充知騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワカイナズマに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月6日、中2週で迎えた37戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部充知騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月25日、中2週で迎えた38戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部充知騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月8日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部充知騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部充知騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月2日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた41戦目は、一般B1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部充知騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のベンゴールドに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた42戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部充知騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月21日、中1週で迎えた43戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部充知騎手（11戦2勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月31日、中0週で迎えた44戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（10戦3勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた45戦目は、越路賞（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部充知騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月13日、中3週で迎えた46戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
6歳（1993年）
1月17日、中4週で迎えた47戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったパッシングテイオウから半馬身差の2着に敗北した。
2月5日、中2週で迎えた48戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイコデンから2馬身半差の2着となった。
2月17日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた50戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月29日、中3週で迎えた51戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月18日、中2週で迎えた52戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた53戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイグランプリから3/4馬身差の2着に敗北した。
5月29日、中3週で迎えた54戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月21日、中2週で迎えた55戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた56戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた57戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月14日、中3週で迎えた58戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた59戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた60戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。