ヤクモデザイヤー（1982年生、母ヤクモセダン）

ヤクモデザイヤー（1982年4月16日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリマンド（当時17歳）と交配したヤクモセダンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道二海郡八雲町、生産者は山崎牧場。戦績は、中央平地17戦5勝2着6回。1986年の小倉記念(ハンデG3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

12月9日、12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタヤマジョージから1馬身1/4差の2着となった。

12月23日、13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のハッシンノーザリーに3馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

2歳（1985年）

2月17日、11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマロンクシェットから2馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイエムゴシマから1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月16日、20頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンサートマスターからクビ差の2着に惜敗した。

12月1日、15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリアハンターからアタマ差の2着に甘んじた。

12月15日、11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1986年）

1月19日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田所清広騎手。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシーワンダーをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

2月8日、ハンデ戦で5歳以上900万下のアメジストハンデキャップ（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所清広騎手。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したサクラミヨノオーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月12日、4歳以上400万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田所清広騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタニノモガミを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月9日、4歳以上900万下の阿蘇特別（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所清広騎手。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロングリュウに1馬身1/4の差をつけて勝利を掴み取った。

8月24日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田所清広騎手。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のロングクイックを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

10月5日、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所清広騎手。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

10月26日、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田所清広騎手。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

6歳（1988年）

1月16日、5歳以上1400万下の寿賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田所清広騎手。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

2月28日、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田所清広騎手。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。