テツノコバン(1991年生、母シルバーエコー)

Tetsuno Koban

1991.06.13

テツノコバン(1991年6月13日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカコバン(当時11歳)と交配したシルバーエコーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は(有)日高大洋牧場。戦績は、地方30戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は1997年のスターロード賞(B2二)。

プロフィール

基本情報

通算成績
30戦6勝 [6-8-7-9/30]
総賞金国内
3,124万円
生年月日
1991年6月13日
出生国
日本
品種
サラブレッド
性別
毛色
鹿毛
厩舎
赤間清松大井
馬主
(有)松風
生産者
(有)日高大洋牧場
抹消情報
地方:1999年5月20日抹消

性質分析

距離適性
コース適正
ダート
馬場適正
高速
低速
成長
早熟
晩成
馬体重
脚質
逃げ
追込
出脚
末脚
スタミナ
少ない
豊富
出走回数
少ない
多い

回収率

0%単勝回収率0%単勝回収率33%複勝回収率33%複勝回収率※国内のみ。

パフォーマンス分析

勝利時最大着差国内
6馬身

ベストレース

レース名
オーチャード賞
日付/馬齢
1998年12月5日/7歳
コース
大井ダート1800m
着順
2着
人気
4番人気
馬番/頭数
5番/14頭
天候
9.4℃
馬場状態/馬場速度
/稍遅
レースラップ
平均=12.6/ラスト=13.1
レースペース
スロー
通過順位
3-3-3-2
馬体重増減
477kg+3
出走間隔
中5週
騎手斤量
鷹見浩55.0kg

血統

概要

母のシルバーエコーは中央平地7戦1勝。祖母のセントフォードは中央平地10戦2勝2着2回。曾祖母のホウシユウスタンは地方3戦1勝2着1回。父のスズカコバンは中央G1・1勝(阪神芝[2200m])。

近親馬

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別馬名クロス血量
Harinaプリメロ6×5*66.25%
FairwayPharos7*7*7*7×6*6*6*69.37%
Nearco6*6*6*6×5*512.5%
Hyperion7×53.9%
Man o' War7*7*7×63.9%
Tetratema7×62.34%
Mahmoud7×62.34%
Blandford7*7×6*7*74.68%
Vatout7×62.34%
Blenheim7×7*72.34%
シアンモア7×71.56%
牡SMenow6*63.12%
牡SWar Admiral6*63.12%
牡SBull Dog7*71.56%
牡SBlue Larkspur7*71.56%
牡MGainsborough6*7*73.12%
Mumtaz Mahal7×71.56%
牝MMah Mahal6*72.34%
牝MUganda6*72.34%
※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

レース成績

日付
コース
レース名
1着馬2着馬着差
/頭数
馬番
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
馬体重
増減
指数
1999/02/27大井
ダ1600m
11/14
2枠2番
5人
9-9-4-4
41.1/39.2
478
+1
1999/02/08大井
ダ1800m
9/13
7枠10番
8人
5-4-3-5
39.9/38.8
477
-3
1999/01/21大井
ダ2000m
12/14
8枠14番
53.5kg
13人
6-5-5-7
41.1/37.3
480
+1
1999/01/04大井
ダ1800m
7/14
5枠7番
4人
7-6-6-5
39.0/38.5
479
+2
1998/12/05大井
ダ1800m
2/14
4枠5番
4人
3-3-3-2
39.2/38.0
477
+3
1998/10/26大井
ダ2000m
4/14
5枠7番
10人
4-4-6-5
38.3/37.0
474
+8
1997/07/11大井
ダ1800m
6/12
8枠12番
2人
466
-2
1997/06/22大井
ダ1800m
5/10
2枠2番
1人
468
-3
1997/06/03大井
ダ1600m
3/12
4枠4番
2人
471
-4
1997/05/22大井
ダ1800m
2/14
8枠14番
2人
475
+2
1997/04/27大井
ダ1800m
1/12
6枠7番
1人
473
-9
2/12
2枠2番
1人
482
+4
1997/03/18大井
ダ1800m
3/13
4枠4番
3人
478
+5
1997/02/08大井
ダ1800m
3/11
6枠6番
4人
473
+18
1996/07/08浦和
ダ1400m
3/11
8枠11番
4人
455
0
1996/06/22川崎
ダ1600m
6/12
4枠4番
2人
455
-15
1995/07/09大井
ダ1800m
5/12
6枠8番
1人
470
-4
1995/06/09大井
ダ1800m
2/12
2枠2番
2人
474
-5
1995/03/10浦和
ダ1900m
3/8
4枠4番
2人
479
-6
1995/02/15浦和
ダ1600m
2/9
7枠7番
1人
485
-2
1995/01/24浦和
ダ1600m
1/11
7枠9番
1人
487
+1
1994/12/28浦和
ダ1600m
2/10
2枠2番
3人
486
+13
1994/10/15川崎
ダ1600m
2/10
2枠2番
1人
473
+9
1994/05/19浦和
ダ1600m
1/11
6枠6番
1人
464
-2
1994/04/19浦和
ダ1600m
1/8
2枠2番
1人
466
-2
1994/03/27浦和
ダ1600m
2/9
5枠5番
4人
468
-14
1994/03/14川崎
ダ1600m
3/8
6枠6番
2人
482
+16
1993/12/19浦和
ダ1400m
1/9
8枠9番
4人
466
+16
1993/09/30浦和
ダ1300m
1/7
3枠3番
1人
450
-8
1993/09/17浦和
ダ800m
3/6
1枠1番
3人
458
※直前に感嘆符!が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ#の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

夏苅章厩舎(浦和)へ入厩。

2歳(1993年)

9月17日、デビュー戦は市澤正一騎手を鞍上に据えて、3歳浦和ダート800m 曇/良)に出走。馬体重は458kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳浦和ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で市澤正一騎手(1戦0勝)。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツハタカゼに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、3歳浦和ダート1400m 曇/良)に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーアローに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳(1994年)

3月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた4戦目は、4歳川崎ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は市澤正一騎手(2戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月27日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦の若草特別 一浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で市澤正一騎手(3戦1勝)。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードルンゼから2馬身差の2着となった。

4月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のサンライズ特別 一浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で市澤正一騎手(4戦1勝)。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノオウザに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月19日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の若武者特別 一浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で市澤正一騎手(5戦2勝)。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシービープリンセスに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

10月15日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別川崎ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイカツジョージからハナ差の2着に甘んじた。

12月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、葉牡丹特別浦和ダート1600m 曇/稍重)に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージースキーからクビ差の2着に惜敗した。

4歳(1995年)

1月24日、中3週で迎えた10戦目は、ガーネット特別浦和ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手(1戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドシャトーに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

2月15日、中2週で迎えた11戦目は、麗春特別浦和ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手(2戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージースキーからアタマ差の2着に甘んじた。

3月10日、中2週で迎えた12戦目は、花見月特別浦和ダート1900m 雨/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で細川勉騎手(3戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、ペルセウス賞大井ダート1800m 曇/重)に出走。鞍上は石崎隆之騎手(1戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコアレスドールから1馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中3週で迎えた14戦目は、サンデーナイト賞大井ダート1800m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手(2戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳(1996年)

6月22日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた15戦目は、夏至特別川崎ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手(3戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、マルチトップ特別浦和ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は本間光雄騎手(1戦1勝)。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳(1997年)

2月8日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、白富士賞大井ダート1800m 晴/良)に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた18戦目は、アクアマリン賞大井ダート1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手(1戦0勝)。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた19戦目は、トゥインクルレースオープニング特別大井ダート1800m 雨/重)に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手(2戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージーバトラーから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中2週で迎えた20戦目は、スターロード賞大井ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手(3戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマーチンチェニルに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

5月22日、中3週で迎えた21戦目は、エメラルド賞大井ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手(4戦1勝)。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったマラキムジュニアから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた22戦目は、ペガサス賞大井ダート1600m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手(5戦1勝)。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた23戦目は、サンデーナイト賞大井ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手(6戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた24戦目は、ブルームーン賞大井ダート1800m 曇/重)に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手(7戦1勝)。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳(1998年)

10月26日、約15か月半の休み明けで迎えた25戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、リエンダ賞大井ダート2000m 曇/良)に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月5日、中5週で迎えた26戦目は、オーチャード賞大井ダート1800m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手(1戦0勝)。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたホウザンファルコン決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

8歳(1999年)

1月4日、中3週で迎えた27戦目は、初富士賞大井ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手(2戦0勝)。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の’99ウインターカップ大井ダート2000m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手(3戦0勝)。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた29戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー賞大井ダート1800m 晴/良)に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた30戦目は、望春賞大井ダート1600m 内回り 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手(1戦0勝)。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。