ホマレコマンダー（1997年生、母ヒカリホマレ）

ホマレコマンダー（1997年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時7歳）と交配したヒカリホマレが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒカル牧場。戦績は、地方31戦5勝2着5回。2000年のオータムカップ(地方重賞)に勝利した他、2000年のダイヤモンドカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒカル牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

千葉次男厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1999年）

8月8日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイクスパンションに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月24日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月23日、中8週で迎えた3戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサニーマグワイアをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

3歳（2000年）

4月17日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初音特別（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトニージェントからハナ差の2着となった。

5月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトニージェントからハナ差の2着に甘んじた。

6月16日、中4週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の東北ダービー（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月30日、中5週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のウイナーカップ（盛岡芝1600m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は千葉優騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月1日、中5週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のオータムカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のキングカイザーをアタマ差振り切って3勝目を手中に収めた。

11月3日、中4週で迎えた11戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦3勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた12戦目は、雪椿賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた13戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2001年）

4月16日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた16戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンビューチに3/4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

6月24日、中3週で迎えた17戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、あすなろ賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中9週で迎えた18戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（11戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月29日、中5週で迎えた20戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は千葉優騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨーリンカーンからクビ差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた21戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2002年）

4月27日、約5か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月19日、約6か月の休養明けで迎えた24戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のオパール賞（大井ダート1790m 雨/重）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

11月29日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた25戦目は、霜月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた26戦目は、歳末特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた27戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、元旦特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したシメニオペラにクビ差届かず2着に惜敗した。

1月31日、中3週で迎えた28戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の風花特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月1日、中8週で迎えた29戦目は、卯月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のペルジノスターを半馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

7歳（2004年）

1月13日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の白富士盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた31戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったニッタレヴューに詰め切れず、2馬身差の2着となった。