ラフレシアボルト（2007年生、母ラフレシアダンサー）

ラフレシアボルト（2007年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋稲妻」。毛色は栗毛。種牡馬のバゴ（当時6歳）と交配したラフレシアダンサーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木明広。戦績は、中央平地1戦0勝、地方35戦16勝2着14回。主な勝ち鞍は2012年の大暑スプリント(一般B3一)。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

6月20日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、沖野洋幸加代結婚特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のエスティックセンスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、西岡&増井祝退職特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレアミルフィーユを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って制した。

12月24日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、セイオウボに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

4歳（2011年）

1月8日、中1週で迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

1月29日、連闘で迎えた7戦目は、騎手交流第二十八戦（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のコマンダオーに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

2月25日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のフェロマッキニイに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月5日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（5戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったディファイアンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、ザバトルケンタに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったリワードインティマに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ディファイアンスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月13日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（8戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイネギュゼルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（9戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイトーキャップに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-7（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（10戦5勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミルクケーキに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（11戦6勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマルヘイサッカーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた18戦目は、大きな期待特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（12戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のニホンピロオネストを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

8月22日、中4週で迎えた19戦目は、佐田沈下橋特別（高知ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（13戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベストマダムに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアロンジェルブラに2馬身半の差をつけて9勝目を挙げた。

10月9日、中2週で迎えた22戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイビスティーに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったポッカポカから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月31日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、福山・荒尾フレンドリー騎手交流第11戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（14戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルジョイフルからハナ差の2着に甘んじた。

11月27日、中3週で迎えた25戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のクールテツマルに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクールシナリオに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5歳（2012年）

1月3日、中2週で迎えた27戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルジョイフルからクビ差の2着に甘んじた。

2月6日、中4週で迎えた28戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスバンカーから1馬身差の2着となった。

4月15日、中9週で迎えた29戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオオトリフクムスメをアタマ差制して勝利数を13に伸ばす

4月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（7戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジエスウィッシュからハナ差の2着に甘んじた。

5月13日、中1週で迎えた31戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラガーミーティングに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

6月3日、中2週で迎えた32戦目は、丹下たくみ杯（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスジャパンから1馬身差の2着に敗北した。

6月10日、連闘で迎えた33戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（9戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケリーズラブに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月24日、中1週で迎えた34戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、夾竹桃特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレークサイドカフェから2馬身半差の2着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた35戦目は、文月賞（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた36戦目は、大暑スプリント（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（10戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラピッドリーサンをハナ差制して圧倒的支持に応えた。