ハイフレンドキング（1994年生、母ミルフォードホープ）

ハイフレンドキング（1994年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロアルダン（当時9歳）と交配したミルフォードホープが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は岡本昌市。戦績は、中央平地3戦1勝、地方12戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

斉藤辰三厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1996年）

8月16日、デビュー戦は森川一二三騎手を鞍上に据えて、馬体重は490kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヨコハマアヤノに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスフラワーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーエレガンスから半馬身差の2着となった。

10月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳A1（三条ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーノートに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

3歳（1997年）

1月26日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサンライトガッツに2馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

4月23日、中6週で迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクラウンカップ（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスノダーバンから1馬身差の2着に敗北した。

9月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、朝日岳特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた10戦目は、駒ヶ岳特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（4戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロバリーハートから4馬身差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、春日山特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイノセントライムから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1998年）

1月4日、中6週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の白富士特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

2月13日、中5週で迎えた14戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のスイセン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンタイムに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。