タニノマティーニ（2000年生、母タニノメール）

タニノマティーニ（2000年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋カクテル名」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時15歳）と交配したタニノメールが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地56戦9勝2着7回。2008年のキーンランドカップ(G3)に勝利した他、2009年の函館スプリントステークス(G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月9日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

11月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラガージャパンに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2003年）

1月12日、中4週で迎えた4戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

3月9日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

9月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で須貝尚介騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のロージースパークルをハナ差振り切って久方ぶりの実戦を物にした。

4歳（2004年）

5月2日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、4歳以上1000万下のイナリワンメモリアル（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で須貝尚介騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、キネティクスにクビ差交わされて2着となった。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下の桶狭間特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で須貝尚介騎手（8戦2勝）。17頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったナゾにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で須貝尚介騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の仁山特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で須貝尚介騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のレオカーディナルに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月17日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の道新スポーツ杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で須貝尚介騎手（11戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のホウライウォニングを3/4馬身振り切って4勝目をマークした。

8月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下のUHB杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で須貝尚介騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のトーセンフレンドに2馬身の差をつけて制した。

11月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上1600万下の京洛ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で須貝尚介騎手（13戦5勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

12月26日、中6週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の六甲アイランドステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で須貝尚介騎手（14戦5勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5歳（2005年）

1月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1600万下の新春ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で須貝尚介騎手（15戦5勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の山城ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で須貝尚介騎手（16戦5勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったチアフルスマイルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3月5日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上1600万下の心斎橋ステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で須貝尚介騎手（17戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上1600万下の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で須貝尚介騎手（18戦5勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

4月30日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下の洛陽ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で須貝尚介騎手（19戦5勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は21戦連続で須貝尚介騎手（20戦5勝）。17頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

6月25日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上1600万下のストークステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で須貝尚介騎手（21戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のアグネスシラヌイに2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

7月23日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンの青函ステークス（函館芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は23戦連続で須貝尚介騎手（22戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた24戦目は、札幌日刊スポーツ杯（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で須貝尚介騎手（23戦6勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月1日、中6週で迎えた25戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で須貝尚介騎手（24戦6勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアルビレオを3/4馬身振り切って優勝

10月22日、中2週で迎えた26戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で須貝尚介騎手（25戦7勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、伸びてきたウインラディウス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

11月20日、中3週で迎えた27戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は27戦連続で須貝尚介騎手（26戦7勝）。17頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた28戦目は、2005ファイナルステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で須貝尚介騎手（27戦7勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6歳（2006年）

5月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、テレビ愛知オープン（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったワイルドシャウトに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中5週で迎えた30戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（28戦7勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月21日、約3か月半の休み明けで迎えた31戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（29戦7勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンのオーロカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（30戦7勝）。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた33戦目は、G3の京阪杯（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（31戦7勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの尾張ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（32戦7勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたスピニングノアール決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7歳（2007年）

1月13日、中2週で迎えた35戦目は、淀短距離ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（33戦7勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、5着に終わった。

2月25日、中5週で迎えた36戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で須貝尚介騎手（34戦7勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

4月8日、中5週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンの福島民報杯（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で須貝尚介騎手（35戦7勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に敗れた。

7月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で須貝尚介騎手（36戦7勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンのUHB杯（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で須貝尚介騎手（37戦7勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のエイシンツルギザンに1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

11月23日、約4か月の休み明けで迎えた40戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、G3の京阪杯（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

12月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、尾張ステークス（中京芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

8歳（2008年）

1月19日、中3週で迎えた42戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、淀短距離ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた43戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

5月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、テレビ愛知オープン（中京芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着を確保した。

6月15日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた46戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた47戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのUHB杯（函館芝1200m 小雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

8月31日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、G3のキーンランドカップ（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るビービーガルダンを豪快な末脚で3/4馬身差し切って悲願の重賞初制覇を果たした。

9月14日、中1週で迎えた49戦目は、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた50戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた51戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、福島民友カップ（福島芝1200m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって15着に敗れた。

9歳（2009年）

6月14日、約7か月半の休み明けで迎えた52戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦1勝）。17頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた53戦目は、G3の函館スプリントステークス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったグランプリエンゼルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月2日、中3週で迎えた54戦目は、ハンデ戦でオープンのUHB杯（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた55戦目は、G3のキーンランドカップ（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10歳（2010年）

7月4日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた56戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。