リネンハウス（2009年生、母リネンエンプティ）

リネンハウス（2009年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時21歳）と交配したリネンエンプティが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害8戦0勝、地方14戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

10月30日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

11月13日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3歳（2012年）

2月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

6月16日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた5戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

8月19日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のシゲルオリーブをクビ差振り切って初白星を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったリバーリンカーンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったクラウンカンターレに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、チャレンジカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

11月23日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた11戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシュタインガーデンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

1月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、マイネビアンカに交わされて1馬身差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた18戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したバンマリーにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月19日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヒカリエンジェルを3/4馬身振り切ってファンの期待に応えた。

6月8日、中6週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く17着に終わった。

12月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた21戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2014年）

2月2日、中6週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月13日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた23戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた24戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6月15日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月27日、中4週で迎えた30戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。