ブルーデンス（1998年生、母パピヨンフブキ）

ブルーデンス（1998年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のペルジノ（当時7歳）と交配したパピヨンフブキが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は棚川光男。戦績は、中央平地1戦0勝、地方15戦4勝2着7回。2000年のペンタイア特別に勝利した他、2001年の不来方賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、棚川光男から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

7月12日、デビュー戦は小林靖幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノモガンボに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジ23才（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月2日、中2週で迎えた4戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトランボレーに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、板倉範明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサッカーボーイ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマケンから1馬身半差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのエアジハード特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、勝ったソレキタキタから1馬身半差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのペンタイア特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイエスビッグに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのアジュディケーティング特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤマエンデバーから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

5月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエメラルスターから半馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、3歳戦のカーネーション特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェベルワンダーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月16日、中3週で迎えた13戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のレインボーカップ（水沢ダート1900m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラティアラに6馬身の差をつけて優勝

7月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマガタフウジンからハナ差の2着に甘んじた。

7月29日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったバンケーティングにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

6月28日、約23か月半の休み明けで迎えた16戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。