ニシケンイチリン（2013年生、母レインズオブパワー）

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

9月16日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のプリサイスブルーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2016年）

7月28日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のニシケンチニタに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

10月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティズドラゴンに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったゴッドフュージョンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

4月26日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、えりも町豊似湖賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアワオーラに7馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

5月11日、中1週で迎えた6戦目は、水仙特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のマッテンタルトに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月1日、中2週で迎えた7戦目は、三石海浜公園特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハーランズワンダーに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、夏椿特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のオープンアームに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、シャクナゲ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（7戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコモンブレイクに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月13日、中1週で迎えた10戦目は、ポピー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（8戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた11戦目は、JA共済3Qカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（9戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクベーラに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月13日、中6週で迎えた12戦目は、北海道米LOVE特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で桑村真明騎手（10戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた13戦目は、北海道とともに、世界へ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で桑村真明騎手（11戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、クリーンエコロジー賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で桑村真明騎手（12戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、ビオラ特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で桑村真明騎手（13戦8勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したキタサンシャドーにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月13日、中5週で迎えた16戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、日高軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5歳（2018年）

1月25日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月27日、約8か月の休み明けで迎えた18戦目は、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（14戦8勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた19戦目は、ヤマモミジ特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（15戦8勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた20戦目は、日高町フルーツほおずき特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（16戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた21戦目は、カトレア特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（17戦8勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメガミュトスを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6歳（2019年）

4月18日、約5か月半の休養明けで迎えた22戦目は、水芭蕉特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（18戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた23戦目は、サッポロ麦とホップ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（19戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったカネミツロイヤルにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

5月16日、中1週で迎えた24戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（20戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のモズノーブルギフトを半馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

5月30日、中1週で迎えた25戦目は、北海道厩務員会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（21戦10勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪脚を爆発させて、最後は2着のアイアンブルーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月19日、中2週で迎えた26戦目は、復興支援ありがとう特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（22戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

8月27日、中9週で迎えた27戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、スイレン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のラブミーファルコンをアタマ差振り切って制した。

9月25日、中3週で迎えた28戦目は、雄武の宝うまいもんまつり特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（23戦11勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた29戦目は、ルシナ特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（24戦11勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、SPAT4のポイント10倍特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（25戦11勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。