ライトレジーナ（2006年生、母ラフィーネベル）

ライトレジーナ（2006年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したラフィーネベルが18歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方32戦12勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年のアーバンステージ花見月賞(B2 B3)。

経歴

デビュー前

蛯名末五郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2009年）

1月23日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシゲキテキテキーラに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月18日、中3週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパエトンリバーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のファイアリハーンに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月6日、中1週で迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るジスクールを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて優勝

5月14日、中4週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハローキングダムに1馬身1/4の差をつけて優勝

8月12日、中6週で迎えた7戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4歳（2010年）

12月31日、約17か月の休み明けで迎えた8戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5歳（2011年）

2月1日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、初午特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた10戦目は、雪晴特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月19日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、伸びてきたウエルカムパーティ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のスプレッドサウンドに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月24日、中1週で迎えた14戦目は、こじし座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（5戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、江戸川区特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のハヤテカムイオーを半馬身振り切って勝利をモノにする

8月11日、中8週で迎えた16戦目は、ドリーミーナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコルムケーティーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

9月12日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、オフトひたちなか賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のアイティアビーを3/4馬身振り切って順当に勝利した。

10月11日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（9戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ビッグマグナムに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中6週で迎えた19戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（10戦7勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナッシュに2馬身の差をつけて1番人気に応えた。

6歳（2012年）

3月28日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、アーバンステージ花見月賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（11戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトウカイキアーロに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

5月22日、中7週で迎えた21戦目は、薫風賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で戸崎圭太騎手（12戦9勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた22戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、アストレイア賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ケイアイサンダーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた23戦目は、ロマンティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（13戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、勝ったセントマーチにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中8週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦の’12クリスタルナイトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったマニエリスムにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月3日、中4週で迎えた25戦目は、カシオペア賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（14戦9勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンヤッテキタに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月29日、中7週で迎えた26戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（15戦10勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコルムケーティーを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月30日、中3週で迎えた27戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7歳（2013年）

4月24日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、アルクツールス賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

6月4日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた29戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた30戦目は、’13スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、オープス磐梯賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月30日、中4週で迎えた32戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。