ハカタエビス（1996年生、母マルセイジェリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、能登浩から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

2歳（1998年）

8月16日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモスジョオーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた3戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤノテイオーに2馬身半の差をつけて優勝

11月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシゲノキューティーを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

12月13日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東真市騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（1999年）

1月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で東真市騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシゲノキューティーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

2月6日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で東真市騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたブリンクマンシップ決め手に屈してクビ差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた10戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で東真市騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月22日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月9日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で東真市騎手（11戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

4歳（2000年）

4月10日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、獅子座特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた17戦目は、荒川区特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のヨシノフトーに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウィナーズグローリに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月12日、中2週で迎えた20戦目は、こと座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月28日、中6週で迎えた21戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、グッバイ200（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイネスインターをハナ差制して休養明けの一戦を制した。

5歳（2001年）

2月21日、中6週で迎えた23戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた24戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた25戦目は、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノベロナに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月28日、中2週で迎えた26戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般A2（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた27戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、阿蘇烏帽子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた29戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月16日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、一般A2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2002年）

2月5日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた31戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロマーヴェラスに6馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

2月27日、中2週で迎えた32戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は新町充寿騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月18日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた33戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキシシノマイから半馬身差の2着に敗北した。

7歳（2003年）

1月21日、約10か月半の休養明けで迎えた34戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第4戦）（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月1日、中5週で迎えた35戦目は、新冠特別（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。