キタノプリンス（1993年生、母ジーベック）

キタノプリンス（1993年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時17歳）と交配したジーベックが6歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は富本茂喜。戦績は、地方25戦11勝2着2回。1998年の銀杏特別(アラ系一般A ハンデ)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1995年）

6月15日、デビュー戦は岡島玉一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミマックスに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中2週で迎えた2戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のゴールドトロフィー（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼンマオから半馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の銀杏特別（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤倉寛幸騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤倉寛幸騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイダリアから1馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の白菊特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤倉寛幸騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフロニイズホープに5馬身の差をつけて2勝目を収める

12月22日、中3週で迎えた10戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1630m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシズノミラクルに7馬身の差をつけて3勝目をマークした。

3歳（1996年）

1月16日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノボーイに約13馬身の大差をつけて4勝目を手に入れた。

3月6日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸二騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマライアンに5馬身の差をつけて制した。

4月11日、中4週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸二騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフクヨシオーに6馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

5月6日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の若葉賞（園田ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸二騎手（5戦4勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノダイドウに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月29日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸二騎手（6戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた17戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、淡路ビーフ特別（園田ダート1630m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1997年）

1月15日、中4週で迎えた18戦目は、ゆきわりそう（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマイーグルに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月6日、中2週で迎えた19戦目は、かばんのまち豊岡特別（園田ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマイーグルに6馬身の差をつけて制した。

3月5日、中3週で迎えた20戦目は、播磨賞（姫路ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、篠山城大書院復元特別（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニューマーチに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（1998年）

9月17日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに24kg増やして迎えた22戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、南十字星特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンの銀杏特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のモミジホウオンに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

10月29日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦でオープンの晩秋特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、清畠特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。