グラスタイム（2007年生、母グラスシオン）

グラスタイム（2007年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時8歳）と交配したグラスシオンが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方42戦17勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

3月14日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

6月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

9月5日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月7日、中8週で迎えた4戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1130m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウニジイロに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月20日、中1週で迎えた5戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワコーアマルフィーに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2011年）

1月2日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイチャームに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

2月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノピカソから3馬身差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた10戦目は、松本武紘試験合格記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、「午後のカフェとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月1日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキガチャンに2馬身半の差をつけて優勝

5月8日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた13戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（8戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキガチャンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（9戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランプリオージーからハナ差の2着に甘んじた。

6月12日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2一（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（10戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のディーズミーティアに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月18日、連闘で迎えた16戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（11戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1五（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺博文騎手（12戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウエルストに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月2日、連闘で迎えた18戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺博文騎手（13戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオパールエンプレスに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月11日、連闘で迎えた19戦目は、福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ五戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で渡辺博文騎手（14戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフォークダンスに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で渡辺博文騎手（15戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で渡辺博文騎手（16戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のバビッシュに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1一（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で渡辺博文騎手（17戦9勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のプライズデイに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で渡辺博文騎手（18戦10勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイカソラミルをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月28日、連闘で迎えた24戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で渡辺博文騎手（19戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で渡辺博文騎手（20戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で渡辺博文騎手（21戦11勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた27戦目は、土田杯（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で渡辺博文騎手（22戦11勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイルドレに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（23戦12勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアクアビューティーに1馬身の差をつけて優勝

11月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（24戦13勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（25戦13勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた32戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（26戦13勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（27戦13勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（28戦13勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた36戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（29戦13勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた37戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（30戦13勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた38戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（31戦13勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、中8週で迎えた39戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（32戦13勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（33戦13勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノボチャンに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

5月27日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（34戦14勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた42戦目は、薄暑スプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（35戦14勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のギータに1馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

6月16日、連闘で迎えた43戦目は、ジューンマイル（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（36戦15勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のイルドレに2馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

7月1日、中1週で迎えた44戦目は、文月賞（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（37戦16勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた45戦目は、ハイビスカス特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（38戦16勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。