ユノワンサイド（1998年生、母スマノセローナ）
1998.04.04
ユノワンサイド（1998年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したスマノセローナが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は日蔭 敏正。戦績は、地方38戦16勝2着13回。2001年に福山ダービー、鞆の浦賞及びアラブ王冠を制して福山アラブ三冠を達成するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、日蔭敏正から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、広島県馬主会によって420万円で落札された。
番園一男厩舎（福山）へ入厩。
2歳（2000年）
7月31日、デビュー戦は嬉勝則騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノフィニッシュに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月16日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンアカネイロから半馬身差の2着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のチュウオーコメットに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
10月21日、中2週で迎えた5戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のムツミプラウデーに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。
11月3日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったムツミプラウデーから2馬身半差の2着に敗北した。
11月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のニューヒーロー特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井幸男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のムツミプラウデーに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
12月10日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のヤングチャンピオン（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石井幸男騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャラクシアから半馬身差の2着に敗北した。
3歳（2001年）
1月14日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井幸男騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジナミスペシャルから1馬身半差の2着に敗北した。
2月3日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石井幸男騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のキングカップ（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で石井幸男騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジナミスペシャルから1馬身半差の2着に敗北した。
3月21日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦の福姫交流（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石井幸男騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。
4月7日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石井幸男騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月5日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の福山ダービー（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で石井幸男騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンアイスペシャルに2馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
6月6日、中4週で迎えた15戦目は、3歳オープンの全日本アラブ優駿（園田ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で石井幸男騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したガバナマイウェーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
7月20日、中5週で迎えた16戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石井幸男騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジキタイトルからクビ差の2着に甘んじた。
8月6日、中1週で迎えた17戦目は、夕顔特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で石井幸男騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイムラッドシンゲキから半馬身差の2着に敗北した。
9月23日、中6週で迎えた18戦目は、秋立つ特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で石井幸男騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサントウショウに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
10月8日、中1週で迎えた19戦目は、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で石井幸男騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイムラッドシンゲキに6馬身の差をつけて7勝目を手にした。
10月21日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の鞆の浦賞（福山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で石井幸男騎手（15戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウホウウイークに3馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。
11月23日、中4週で迎えた21戦目は、3歳戦の全日本アラブグランプリ（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で石井幸男騎手（16戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジナミスペシャルから半馬身差の2着に敗北した。
12月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で石井幸男騎手（17戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナミスペシャルに5馬身の差をつけて9勝目を手にした。
4歳（2002年）
1月6日、中2週で迎えた23戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で石井幸男騎手（18戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月10日、中4週で迎えた24戦目は、福山マイラーズカップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で石井幸男騎手（19戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジナミスペシャルから2馬身半差の2着に敗北した。
2月23日、中1週で迎えた25戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、花市場賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンティアラをクビ差制して勝利を手に入れた。
3月17日、中2週で迎えた26戦目は、ローゼンホーマ記念（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（20戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月30日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、虹空特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（21戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のドリーミングに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
7月21日、中2週で迎えた28戦目は、福山てんまや賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井幸男騎手（22戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリーガルジョージに2馬身半の差をつけて制した。
8月15日、中3週で迎えた29戦目は、金杯（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井幸男騎手（23戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月15日、中3週で迎えた30戦目は、彦山特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井幸男騎手（24戦9勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホマレエリートから半馬身差の2着となった。
9月29日、中1週で迎えた31戦目は、福山市長賞（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石井幸男騎手（25戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレエリートをハナ差制して勝利数を13に伸ばす
10月13日、中1週で迎えた32戦目は、萩特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井幸男騎手（26戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のドリーミングに半馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
10月27日、中1週で迎えた33戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、爽秋特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレエリートに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする
11月17日、中2週で迎えた34戦目は、福山菊花賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月8日、中2週で迎えた35戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア特別（福山ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドリーミングに3/4馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす
5歳（2003年）
1月2日、中3週で迎えた36戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノホマレから1馬身半差の2着に敗北した。
1月18日、中1週で迎えた37戦目は、エフエムふくやまレディオBINGO賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリーミングから3/4馬身差の2着に敗北した。
2月9日、中2週で迎えた38戦目は、福山マイラーズカップ（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は石井幸男騎手（27戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。