リヴァーフィールド（2004年生、母クインオブスノー）

リヴァーフィールド（2004年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「川＋畑」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトレジャーアイランド（当時8歳）と交配したクインオブスノーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木加代。戦績は、中央平地2戦0勝、地方32戦8勝2着7回。2009年の園田フレンドリーカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森沢友貴厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2006年）

8月23日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスピーディバロンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月27日、中4週で迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーコーオリンポスを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手にした。

10月22日、中3週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のかえで賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた4戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイシスドリームを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って3勝目をマークした。

3歳（2007年）

3月29日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワイケイリズムを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレーザーウイングに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

7月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上B1二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエイユーラブリーに2馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

7月26日、中2週で迎えた10戦目は、静御前特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月25日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（5戦2勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユキノアラシに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

12月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、武庫川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松浦聡志騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた14戦目は、城山電子特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松浦聡志騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のギャランティビートに1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

4歳（2008年）

1月23日、中2週で迎えた15戦目は、市川特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ゲイリーマイハートに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月20日、中3週で迎えた16戦目は、大和川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたシルクランサム決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月19日、中3週で迎えた17戦目は、逆瀬川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスマイリングフィルをクビ差振り切って雨下の混戦を制した。

4月10日、中2週で迎えた18戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた19戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は松浦聡志騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、「近江牛」特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（9戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦3勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ゴールドアランに交わされて1馬身3/4差の2着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた23戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5歳（2009年）

3月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた24戦目は、さくら賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（11戦3勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天与の勝負根性で諦めることなく走り切り、4着を確保した。

4月15日、中2週で迎えた25戦目は、フラワーセンター特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上A2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（8戦3勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサワノファインをアタマ差振り切って雨中の戦いを制した。

6月10日、中4週で迎えた27戦目は、ひめじ広峰特別（姫路ダート1500m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた28戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は田中学騎手（9戦4勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、アルドラゴンにクビ差交わされて2着となった。

8月13日、中5週で迎えた29戦目は、楽天競馬特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた30戦目は、日本拳法総合選手権杯（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（12戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

9月23日、中1週で迎えた31戦目は、有馬温泉兵衛向陽閣特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月22日、中3週で迎えた32戦目は、南あわじ市淡路人形特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（11戦4勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ホールドマイラヴに交わされて1馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた33戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、“三田肉・三田牛”特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた34戦目は、サンスポ御堂筋特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。