サンカルロ（2006年生、母ディーバ）

サンカルロ（2006年2月5日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「イタリアの歌劇場名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時7歳）と交配したディーバが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地49戦6勝2着4回。2012年の高松宮記念(G1)で2着に入った他、2011年の高松宮記念(G1)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞4勝を挙げた。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,200万円（80万×40口）で一口馬主が募集された。

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月19日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のストロングリターンをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

11月22日、中4週で迎えた2戦目は、2歳G3の東京スポーツ杯2歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

12月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2009年）

1月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスガノメダリストに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月22日、中6週で迎えた6戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のティアップゴールドに2馬身の差をつけて初の重賞タイトルを奪取した。

5月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（7戦3勝）。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず18着に敗れた。

10月24日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（8戦3勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた10戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（9戦3勝）。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた11戦目は、G2の阪神カップ（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（10戦3勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。最後はプレミアムボックスと並んで2着同着となった。

4歳（2010年）

2月28日、中9週で迎えた12戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（11戦3勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

3月28日、中3週で迎えた13戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田豊騎手（12戦3勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

5月15日、中6週で迎えた14戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田豊騎手（13戦3勝）。17頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた15戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田豊騎手（14戦3勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

9月12日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、ハンデG3の京成杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田豊騎手（15戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた17戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田豊騎手（16戦3勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

10月23日、中2週で迎えた18戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で吉田豊騎手（17戦3勝）。17頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は19戦連続で吉田豊騎手（18戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた20戦目は、G2の阪神カップ（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で吉田豊騎手（19戦3勝）。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、6着に終わった。

5歳（2011年）

2月27日、中9週で迎えた21戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で吉田豊騎手（20戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のガルボに1馬身1/4の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

3月27日、中3週で迎えた22戦目は、G1の高松宮記念（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で吉田豊騎手（21戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したキンシャサノキセキを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月14日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で吉田豊騎手（22戦4勝）。17頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた24戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月11日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（23戦4勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた26戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（24戦4勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（25戦4勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、4着に入った。

12月17日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた28戦目は、G2の阪神カップ（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（26戦4勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグランプリボスをハナ差振り切って重賞3勝目を挙げた。

6歳（2012年）

2月26日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（27戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月25日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（28戦5勝）。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したカレンチャンにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月12日、中6週で迎えた31戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（29戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

9月9日、約4か月の休養明けで迎えた32戦目は、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（30戦5勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた33戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（31戦5勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた34戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（32戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた35戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（33戦5勝）。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた36戦目は、G2の阪神カップ（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（34戦5勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のガルボに1馬身1/4の差をつけて連覇達成

7歳（2013年）

2月24日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田豊騎手（35戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月24日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた38戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田豊騎手（36戦6勝）。17頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月11日、中6週で迎えた39戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で吉田豊騎手（37戦6勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

8月25日、約3か月半の休み明けで迎えた40戦目は、G3のキーンランドカップ（函館芝1200m 晴/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は16戦連続で吉田豊騎手（38戦6勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

9月29日、中4週で迎えた41戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田豊騎手（39戦6勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた42戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で吉田豊騎手（40戦6勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

12月23日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた43戦目は、G2の阪神カップ（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で吉田豊騎手（41戦6勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

8歳（2014年）

3月2日、中9週で迎えた44戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で吉田豊騎手（42戦6勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したコパノリチャードを差し切れず、4馬身差の2着となった。

3月30日、中3週で迎えた45戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で吉田豊騎手（43戦6勝）。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた46戦目は、G2のマイラーズカップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で吉田豊騎手（44戦6勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月31日、約4か月の休み明けで迎えた47戦目は、G3のキーンランドカップ（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で吉田豊騎手（45戦6勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた48戦目は、G1のスプリンターズステークス（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は24戦連続で吉田豊騎手（46戦6勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

12月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた49戦目は、G2の阪神カップ（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で吉田豊騎手（47戦6勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず13着に敗れた。