キタサンブリザード（2003年生、母ヒロポーラ）

キタサンブリザード（2003年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋大吹雪」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時12歳）と交配したヒロポーラが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、地方18戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の一般D1-2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台牧場から「八戸10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、社台牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2007年）

4月19日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、一般D3-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフィールドマスターに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月9日、中2週で迎えた2戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた3戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレイスオペラから半馬身差の2着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた4戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエンタルビーチから6馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた7戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた9戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で服部茂史騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後はチトセラベンダーと並んで4着同着となった。

10月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルヘイローに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月17日、中1週で迎えた12戦目は、様似アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた13戦目は、キリンFIRE（ファイア）（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

5歳（2008年）

1月14日、中4週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネアプフェルをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

3月9日、中7週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた17戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた18戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイショウデネブを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。