プアラニ（2020年生、母エルメスグリーン）

経歴

デビュー前

2歳のとき、恵比寿興業那須野牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、平野郁子によって638万円で落札された。

2歳（2022年）

8月6日、デビュー戦は倉富隆一郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦の（イ）（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキリンジュニアに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の秋晴賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカンナリに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のベテルギウス特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3歳（2023年）

1月3日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のニュースター特別（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月9日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったシャウラに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月19日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のブライトスター特別（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったオンネマトカに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月29日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のホープスター特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のシャイニングスター特別（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた11戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の有田焼特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の夏小倉記念（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

4歳（2024年）

1月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、オヨヨマンに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月9日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシノスパイスに6馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

3月31日、中2週で迎えた17戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のデルマサラマンダーをクビ差振り切って4勝目を奪取した。

4月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハナハナグストに3馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

5月11日、中3週で迎えた19戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（17戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、ワシントンテソーロに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月9日、中3週で迎えた20戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、ジューン特選（佐賀ダート1860m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた21戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた22戦目は、長崎街道轟木宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（18戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンマルセレッソを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

デビュー前

2歳のとき、恵比寿興業那須野牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、平野郁子によって638万円で落札された。

川田孝好厩舎（佐賀）へ入厩。

9月29日、中4週で迎えた24戦目は、なまらがばいJBC賞-6組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦6勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた25戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、ダリア賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ケンタッキーグレイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。