コウギョウボーラー（2010年生、母アイランドカフェ）

コウギョウボーラー（2010年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時9歳）と交配したアイランドカフェが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）浜口牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月23日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に敗れた。

3歳（2013年）

2月16日、中7週で迎えた2戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

4月21日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したコスモハヅキを差し切れず、1馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったキャノンボールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のハタノブリンデを半馬身振り切って初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

11月10日、中5週で迎えた13戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、ネクストジェネレーションカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

4歳（2014年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクリノロブソンを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

2月1日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた18戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた19戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、なでしこチャレンジカップ第2戦（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5月31日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（14戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（15戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（16戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（17戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（18戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月17日、中1週で迎えた25戦目は、チャレンジシリーズ第20戦（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（19戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた26戦目は、ネクストジェネレーションカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（20戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラウンカンターレをクビ差だけ差し切って3勝目を掴み取った。

9月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（21戦3勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月28日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた28戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（22戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（23戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（24戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったドリームセンスに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中2週で迎えた31戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第29戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

12月21日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリネンアイアンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2015年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた35戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったカガイージスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた37戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた38戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。