マイネルラウディー（2005年生、母タイキニーナ）

Meiner Rowdy

2005.06.12

マイネルラウディー（2005年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋荒くれ者」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時11歳）と交配したタイキニーナが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の楽天競馬特別(A2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,585.5万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,500万円（25万×100口）で一口馬主が募集された。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

8月26日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3歳（2008年）

1月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウインターフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月18日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

5月28日、中0週で迎えた7戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルキバ特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月8日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳F3三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のツルマルメジャーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳F2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のキーボックスに3馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の笠形山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

10月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のユキノジャガーに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手にした。

12月2日、中1週で迎えた14戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキシリトールを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサワノファインに3馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

4歳（2009年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、初夢特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメディアスローンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ゲイリーディライトにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月4日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた19戦目は、ビー&ハニー賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、プルーヴドメリトに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上A3一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（7戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマカツマリリンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4月2日、中1週で迎えた22戦目は、楽天競馬特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のバンブーエルトリをクビ差振り切って7勝目を手にした。

5歳（2010年）

8月3日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、川西きんたくん特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。