ザラントショウ（1993年生、母ダイナアグリー）

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

3月10日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ミナミノコングールに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月23日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

6月27日、中6週で迎えた5戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハブトオーに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月17日、中2週で迎えた6戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた7戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた9戦目は、ケヤキ賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月15日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた11戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、マルチドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1997年）

3月15日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

5歳（1998年）

2月5日、約10か月半の休み明けで迎えた14戦目は、名古屋チャレンジカップバッカス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったスガノゴールドにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月12日、中2週で迎えた17戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月3日、中2週で迎えた18戦目は、信濃川特別（新潟(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトフロンティアから1馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（5戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のワンダーフローリドに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

7月18日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の氷ノ山特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川吉洋騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で古川吉洋騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダッシュホーラーを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月27日、中6週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の新涼特別（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で古川吉洋騎手（9戦2勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

6歳（1999年）

1月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、金原学騎手を鞍上に迎えて、初富士特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

1月14日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた26戦目は、ハンデ戦の春草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロヤシャから半馬身差の2着に敗北した。

1月25日、中1週で迎えた27戦目は、’99フレンドリースパー特別（1）（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金原学騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオリミツキネンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

2月18日、中2週で迎えた28戦目は、マルチヒット特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金原学騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

2月26日、連闘で迎えた29戦目は、ハンデ戦のマーチ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で金原学騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月2日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、マルチレッグ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金原学騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の水無月特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で金原学騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

12月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた32戦目は、マルチカップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で金原学騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦のディセンバー特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で金原学騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

7歳（2000年）

1月3日、連闘で迎えた34戦目は、ハンデ戦の初春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で金原学騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた35戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、ガーネット賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた36戦目は、マルチブラッド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金原学騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた37戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、雪花特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた38戦目は、’00フレンドリースパー特別（2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は金原学騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた39戦目は、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（12戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた40戦目は、熊谷満騎手を鞍上に迎えて、ブラッドストーン賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた41戦目は、マルチファイター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金原学騎手（13戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の卯月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（14戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

5月17日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた43戦目は、初夏特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金原学騎手（15戦1勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた44戦目は、ハンデ戦の初夏特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は熊谷満騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた45戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金原学騎手（16戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた46戦目は、清夏特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（17戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた47戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金原学騎手（18戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた48戦目は、水無月特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。