ハクシュカッサイ（1997年生、母アイコマクィーン）

ハクシュカッサイ（1997年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時10歳）と交配したアイコマクィーンが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）市川牧場。戦績は、地方66戦17勝2着11回。2002年、2003年と九州大賞典(地方重賞)を連覇した他、2002年の吉野ヶ里記念(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、広松一義によって1,291.5万円で落札された。

荒井隆厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

10月9日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアスキットウイナーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニッポーグローバルに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3歳（2000年）

1月10日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の福寿草特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったベルモントドリームに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の白梅特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のホワイトハウスを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

3月19日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

5月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月7日、中3週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

7月24日、中4週で迎えた11戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（9戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るモミジラッキーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（10戦3勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

10月14日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、野馬追賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（11戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアカイリュウセイに4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

11月4日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦のラストトゥインクル賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（12戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のロイヤルゴールドに2馬身の差をつけて制した。

12月31日、中7週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の’00グローリーカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（13戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るハナショウブを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

4歳（2001年）

2月1日、中4週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の’01ウインターカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（14戦6勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったレインボーリバティに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中8週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のダイヤモンド特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（15戦6勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（16戦6勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の’01グリーンカップ（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（17戦6勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月8日、約5か月の休み明けで迎えた20戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01オータムカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は内田博幸騎手（18戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた22戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、’01かちどき賞（大井ダート1790m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの勝島オープン（大井ダート1590m 内回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（2002年）

1月24日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の’02ロイヤルカップ（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の’02ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた26戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の’02スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の’02グリーンカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月26日、中5週で迎えた29戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、国見岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビッグコマンドに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月23日、中3週で迎えた30戦目は、黒髪山特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゼンノブレイブに9馬身の差をつけて8勝目をマークした。

7月14日、中2週で迎えた31戦目は、地方重賞の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフレッシュスキャンに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、G3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

11月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグコマンドに5馬身の差をつけて10勝目を達成した。

12月1日、中3週で迎えた34戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビッグコマンドに2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月23日、中2週で迎えた35戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカシノオウサマを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6歳（2003年）

2月11日、中6週で迎えた36戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦5勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、開聞岳特別（佐賀ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャコーダイヤを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた38戦目は、久住山特別（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールデンオーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中4週で迎えた39戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、国見岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカシノオウサマを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月7日、約3か月半の休養明けで迎えた40戦目は、尾鈴山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（10戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リンデンリバティーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月28日、中2週で迎えた41戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（11戦5勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた42戦目は、宝満山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヘイワダイオーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月5日、中0週で迎えた43戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2150m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（13戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノオウサマに1馬身の差をつけて制した。

11月30日、中3週で迎えた44戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（14戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオートキングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7歳（2004年）

1月3日、中4週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた45戦目は、傾山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（15戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた46戦目は、大船山特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（16戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

7月11日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた47戦目は、地方重賞の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（17戦8勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた48戦目は、大崩山特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（18戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイシンコーバリスをハナ差振り切って勝利数を15に伸ばす

9月5日、中4週で迎えた49戦目は、尾鈴山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（19戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた50戦目は、高隈山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（20戦9勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた51戦目は、宝満山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（21戦9勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた52戦目は、韓国岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で真島正徳騎手（22戦9勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオンユアマークを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

11月21日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で真島正徳騎手（23戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた54戦目は、英彦山特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で真島正徳騎手（24戦10勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたオートキング決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月31日、中2週で迎えた55戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオペラキッスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8歳（2005年）

1月30日、中3週で迎えた56戦目は、高千穂峰特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた57戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（25戦10勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた58戦目は、雲仙岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（26戦10勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた59戦目は、開聞岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（27戦10勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた60戦目は、地方重賞のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（28戦10勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた61戦目は、久住山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（29戦10勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた62戦目は、祖母山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた63戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、国見岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイキシリウスに2馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

6月29日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた64戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた65戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた66戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラシカルマウントから半馬身差の2着となった。