テンシノサマー（2002年生、母ロリーギャグ）

テンシノサマー（2002年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したロリーギャグが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）駿河牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方44戦5勝2着9回。主な勝ち鞍は2006年の一般C。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

9月19日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3歳（2005年）

1月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケンエンペラーに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月24日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、3歳戦の梅見賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイティーステップを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中1週で迎えた4戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

4月27日、中6週で迎えた5戦目は、3歳戦の牡丹賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

8月23日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた7戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた8戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラフィーナから4馬身差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のザキャラクターをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

11月26日、中3週で迎えた12戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

4歳（2006年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

1月21日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた15戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた18戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた19戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた21戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキメキローマンから3/4馬身差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた22戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトシイチダンディーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスカーレットクインに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月21日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた24戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた25戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオールオブザナイトに4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

7月25日、中2週で迎えた27戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた29戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中良明騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月19日、連闘で迎えた30戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったインパクトシーンからアタマ差の2着となった。

10月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた32戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた33戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた34戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた35戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦3勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、連闘で馬体重を前走から15kg絞って迎えた36戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中良明騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシヤクカイザーから1馬身半差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた37戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた38戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた39戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（6戦3勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノシラユキに3馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

5歳（2007年）

1月10日、中0週で迎えた40戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（7戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノフクヒメから4馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた41戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた42戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた43戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノブレイブから5馬身差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤智久騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた45戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤智久騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムマイスターから2馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた46戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤智久騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。