オースミライセンス（2006年生、母オースミバーディー）

オースミライセンス（2006年4月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋許可」。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時10歳）と交配したオースミバーディーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方53戦16勝2着7回。主な勝ち鞍は2010年の内海大橋特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

2月15日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた3戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

5月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

5月24日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月6日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた7戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノバレンタインに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中2週で迎えた8戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤコノモノガタリに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアイビスランドに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイビスランドに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプレンドーレから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤコノモノガタリに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクディグニティから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアラマサトップガンをハナ差制してファンの期待に応えた。

2月14日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（7戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラマサトップガンからアタマ差の2着に甘んじた。

2月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（8戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジュクチョウをクビ差制して順当に勝利した。

3月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（9戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシノザールに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月21日、中1週で迎えた19戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、福山競馬チャンピオンジョッキー杯（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（10戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクアイオロスをクビ差制して順当に勝利した。

4月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般B5（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（11戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメソポタミアに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月15日、中2週で迎えた22戦目は、ばら祭シリーズプリンセスふくやま特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（12戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラストターブロウからクビ差の2着に甘んじた。

6月13日、中3週で迎えた23戦目は、すいれん特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（13戦8勝）。10頭立ての圧倒的2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャトーラムに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月13日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、二上りおどり特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（14戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた25戦目は、コスモス特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（15戦9勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンメインをアタマ差制して勝利数を12に伸ばす

9月20日、中1週で迎えた26戦目は、蔵王賞（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（16戦10勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のファストフェイスに3/4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

10月11日、中2週で迎えた27戦目は、栗拾い特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐原秀泰騎手（17戦11勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた28戦目は、内田博幸騎手来場記念（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐原秀泰騎手（18戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のブラストターブロウに1馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

11月7日、中1週で迎えた29戦目は、立冬特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐原秀泰騎手（19戦12勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレパーフェクトをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月5日、中3週で迎えた30戦目は、内海大橋特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐原秀泰騎手（20戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレパーフェクトをクビ差制して勝利をモノにする

12月12日、連闘で迎えた31戦目は、山陽新聞販売賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐原秀泰騎手（21戦14勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた32戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で佐原秀泰騎手（22戦14勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2011年）

1月3日、連闘で迎えた33戦目は、千両特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた34戦目は、広島県獣医師会会長賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた35戦目は、梅の花特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（23戦14勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた36戦目は、パンジー特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（24戦14勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた37戦目は、春分の日特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（25戦14勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた38戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、芝桜特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた39戦目は、つつじ特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた40戦目は、潮干がり特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（26戦14勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた41戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、野菊特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた42戦目は、弁天島特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた43戦目は、射手座特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた44戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（福山ダート1250m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた45戦目は、キャンドルライト特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（27戦14勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2012年）

1月2日、連闘で迎えた46戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、千両特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた47戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、水仙特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラドから3馬身差の2着となった。

1月29日、中1週で迎えた48戦目は、雪割草特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（28戦14勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた49戦目は、ふきのとう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（29戦14勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた50戦目は、うぐいす特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（30戦14勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた51戦目は、すみれ特別（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（31戦14勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた52戦目は、春うらら特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（32戦14勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた53戦目は、つくし特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（33戦14勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルテローザから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中2週で迎えた54戦目は、風光る特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（34戦14勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた55戦目は、おぼろ月特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐原秀泰騎手（35戦14勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた56戦目は、福山記念トライアル（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐原秀泰騎手（36戦14勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた57戦目は、皇后島特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐原秀泰騎手（37戦14勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた58戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、入梅特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月30日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた59戦目は、茅の輪くぐり特別（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（38戦14勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスレジェンドから1馬身差の2着となった。