メソポタミア（2006年生、母タイキナイナー）
Mesopotamia
2006.05.27
メソポタミア（2006年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「西南アジアのティグリス川、ユーフラテス川流域平野部」。毛色は鹿毛。種牡馬のデザートキング（当時12歳）と交配したタイキナイナーが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）近藤牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方45戦8勝2着10回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、近藤牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山上和良によって126万円で落札された。
田島良保厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2008年）
10月19日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。
3歳（2009年）
1月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、最後はカシノコロンと並んで5着同着となった。
1月25日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
2月15日、中2週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。
4月15日、中6週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の氷ノ山特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
4月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
5月31日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の高知・福山連携海援隊シリーズ七戦（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の高知・福山連携いろは丸シリーズ七戦（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイルトロヴァトーレに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
6月22日、連闘で迎えた11戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユノレベッカに半馬身の差をつけて断然人気に応えた。
7月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミルキーサンデーに半馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
7月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスグループから1馬身半差の2着に敗北した。
8月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般C6（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシャインアロードをハナ差制して圧倒的人気に応えた。
8月30日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーグルホーラーから1馬身半差の2着に敗北した。
9月21日、中2週で迎えた16戦目は、近畿・中国・四国連携スタージョッキー第1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月11日、中2週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月14日、中4週で迎えた18戦目は、一般C5（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のバクシンオーに半馬身の差をつけて優勝
11月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（7戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハートオブライトに3/4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
12月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクスピアに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月12日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（8戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月20日、連闘で迎えた22戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（9戦4勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
4歳（2010年）
1月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月17日、連闘で迎えた24戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエロナツコから4馬身差の2着に敗北した。
1月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワラクステルスから2馬身差の2着となった。
2月7日、連闘で迎えた26戦目は、一般B6（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（10戦4勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月28日、連闘で迎えた28戦目は、一般B6（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンファクタから8馬身差の2着となった。
3月7日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（11戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月21日、中1週で迎えた30戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、福山競馬チャンピオンジョッキー杯（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンファクタからアタマ差の2着に惜敗した。
4月17日、中3週で迎えた31戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般B6（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラストターブロウからハナ差の2着に甘んじた。
4月25日、連闘で迎えた32戦目は、一般B5（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（12戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミライセンスから1馬身半差の2着に敗北した。
5月4日、連闘で迎えた33戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般B6（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた34戦目は、フッキーくん賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（13戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般B6（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（8戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。
6月6日、連闘で迎えた36戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般B5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般B6（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（14戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストフェイスから1馬身差の2着に敗北した。
7月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般B5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月18日、中1週で迎えた39戦目は、めざせレコード 稲妻チャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（15戦4勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラファイヤーから4馬身差の2着となった。
8月8日、中2週で迎えた40戦目は、高知応援隊 ガンバレ福山競馬特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（16戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月14日、連闘で迎えた41戦目は、一般B5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（17戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月4日、中2週で迎えた42戦目は、赤とんぼ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（18戦4勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
9月12日、連闘で迎えた43戦目は、すすき特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（19戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月26日、中1週で迎えた44戦目は、萩特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（20戦4勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月25日、中3週で迎えた45戦目は、11・3船橋JBCあと9日（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（21戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のモエロナツコに半馬身の差をつけて8勝目をマークした。
11月20日、中3週で迎えた46戦目は、かえで特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で楢崎功祐騎手（22戦5勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（2011年）
1月9日、中6週で迎えた47戦目は、水仙特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月23日、中1週で迎えた48戦目は、雪割草特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（23戦5勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた49戦目は、まんさく特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（24戦5勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月27日、中2週で迎えた50戦目は、桃の花特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（25戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月13日、中1週で迎えた51戦目は、たんぽぽ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月28日、中1週で迎えた52戦目は、木蓮特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（26戦5勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。