シルクプラチナム（2003年生、母グラスファッション）
Silk Platinum
2003.04.18
シルクプラチナム（2003年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋白金」。毛色は芦毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時14歳）と交配したグラスファッションが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地23戦3勝、中央障害2戦0勝、地方15戦1勝2着2回。2011年の「福山ぶちはやぁスプリント」で3着に入った他、2011年のエメラルドオープン(一般A)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
シルクホースクラブにて総額3,000万円（6万×500口）で一口馬主が募集された。
尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2006年）
3月5日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のトーヨーコジーンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3月26日、中2週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
4月22日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の水芭蕉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
12月10日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg戻して迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。
4歳（2007年）
1月21日、中5週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
2月3日、中1週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。
3月10日、中4週で迎えた7戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入った。
7月22日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。
10月21日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。
12月1日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラスカルシチーをアタマ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。
12月22日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、最後はゴールドオアシスと並んで4着同着となった。
5歳（2008年）
1月20日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の初春賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。
1月26日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（4戦1勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、激烈なハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のダノンブライアンを半馬身振り切って3勝目を獲得した。
6歳（2009年）
1月31日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の春望ステークス（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。
2月21日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた15戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の河原町ステークス（京都ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい13着に終わった。
2月28日、連闘で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の韓国馬事会杯（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は大野拓弥騎手（5戦2勝）。15頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。
4月4日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上1600万下の船橋ステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（6戦2勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。
5月24日、中6週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた19戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下（東京ダート1300m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。
12月5日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上1600万下の市川ステークス（中山芝1200m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（8戦2勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。
7歳（2010年）
1月5日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上1600万下の初日の出ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（9戦2勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。
6月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた22戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。11着に敗れた。
7月17日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の中山ウインタープレミアム（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。
8歳（2011年）
1月5日、中1週で迎えた25戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の初日の出ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。
2月5日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、如月特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクウィザードから1馬身半差の2着に敗北した。
2月19日、中1週で迎えた27戦目は、いろは丸特別（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
3月5日、中1週で迎えた28戦目は、平家谷つばき特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のブラストターブロウに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。
3月20日、中1週で迎えた29戦目は、アクアマリン賞（福山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月14日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた30戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。
5月8日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた31戦目は、エメラルドオープン（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた32戦目は、ひばり特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で三村展久騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた33戦目は、「福山ぶちはやぁスプリント」（福山ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三村展久騎手（7戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に沈んだ。
7月31日、中7週で迎えた34戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、三次の鵜飼特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月14日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、地方重賞の金杯（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた36戦目は、赤とんぼ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィークリーショウからハナ差の2着となった。
9月11日、中1週で迎えた37戦目は、コスモス特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月26日、中1週で迎えた38戦目は、萩特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月23日、中3週で迎えた39戦目は、晩秋特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた40戦目は、しずない産米「万馬券」特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。