タケデンシンドラー（1998年生、母タケデンウイング）

タケデンシンドラー（1998年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタケデンビクトリー（当時11歳）と交配したタケデンウイングが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、地方42戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3六イ。

経歴

デビュー前

須永和良厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2001年）

1月12日、デビュー戦は篠田剛孝騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で篠田剛孝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で篠田剛孝騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で篠田剛孝騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4歳（2002年）

3月25日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で篠田剛孝騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3七ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で篠田剛孝騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で篠田剛孝騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月11日、中4週で迎えた8戦目は、一般C3六イ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で篠田剛孝騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3六イ（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で篠田剛孝騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したコアレスビートを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3七イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で篠田剛孝騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマルゴフォーエヴァに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で篠田剛孝騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したイスズペルルを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で篠田剛孝騎手（11戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月7日、中9週で迎えた13戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で篠田剛孝騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で篠田剛孝騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（2003年）

1月20日、中6週で迎えた15戦目は、一般C3七イ（船橋ダート1400m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で篠田剛孝騎手（14戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3六イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で篠田剛孝騎手（15戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミチノクイットウを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を収める

3月24日、中6週で迎えた17戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で篠田剛孝騎手（16戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルトクオーカンを差し切れず、2馬身差の2着となった。

5月1日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で篠田剛孝騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた19戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で篠田剛孝騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったネオハイエステイトに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月15日、中5週で迎えた20戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で篠田剛孝騎手（19戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

8月5日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で篠田剛孝騎手（20戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したシンボリユタカオーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月10日、中4週で迎えた22戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で篠田剛孝騎手（21戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るスノーキャロットを豪快な末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

10月6日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は23戦連続で篠田剛孝騎手（22戦3勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた24戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は24戦連続で篠田剛孝騎手（23戦3勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は25戦連続で篠田剛孝騎手（24戦3勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6歳（2004年）

1月15日、中4週で迎えた26戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で篠田剛孝騎手（25戦3勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月9日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で篠田剛孝騎手（26戦3勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月24日、中5週で迎えた28戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は28戦連続で篠田剛孝騎手（27戦3勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた29戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月10日、中3週で迎えた30戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3三ア（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハイパワーターボを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月5日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のフレンドリーカップ（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月16日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中力騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマルマツジョージをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月24日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中力騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた37戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中力騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中力騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた39戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中力騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7歳（2005年）

1月4日、中2週で迎えた40戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた41戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた42戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。