ジャンティフェ（1999年生、母ハナマンカイ）

ジャンティフェ（1999年5月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青毛。種牡馬のサンシャック（当時8歳）と交配したハナマンカイが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方30戦7勝2着9回。主な勝ち鞍は2004年のホタル特別(一般A2 B1)。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

4月28日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したオメガダイヤを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月3日、中8週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた7戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は谷中公一騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、5着を確保した。

11月23日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた12戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4歳（2003年）

2月9日、中7週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティカナリーに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月2日、中2週で迎えた15戦目は、渡良瀬特別（足利ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルブレンドから3/4馬身差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた17戦目は、沈丁花特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシノトリニータからハナ差の2着に甘んじた。

4月14日、中1週で迎えた18戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた19戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー賞典（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルグリームに1馬身の差をつけて制した。

5月24日、連闘で馬体重を前走から9kg戻して迎えた21戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のローランカテドナルに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月9日、中1週で迎えた22戦目は、しゃくなげ特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマレイクに3馬身の差をつけて4勝目をマークした。

6月28日、中2週で迎えた23戦目は、くちなし特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガーダンサーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月21日、中2週で迎えた24戦目は、シューティングスター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた25戦目は、中央条件交流十五夜特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（4戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月4日、中4週で迎えた26戦目は、みのり特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた27戦目は、ナナカマド特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュディトウショウから1馬身半差の2着となった。

11月6日、中2週で迎えた28戦目は、シラカバ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月30日、中7週で迎えた29戦目は、田川特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノブレンディに4馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

5歳（2004年）

1月25日、中3週で迎えた30戦目は、おうし座特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーダンサーから1馬身半差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた31戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、向春特別（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月19日、中1週で迎えた32戦目は、中央条件交流初午特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた33戦目は、ムスカリ特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーピーソルジャーからハナ差の2着に甘んじた。

4月3日、中1週で迎えた34戦目は、タンポポ特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトロットテイオーからクビ差の2着に惜敗した。

4月24日、中2週で迎えた35戦目は、パンジー特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルピアチェーレからクビ差の2着に甘んじた。

5月2日、連闘で迎えた36戦目は、リーディングジョッキー賞典（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた37戦目は、クレマチス特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた38戦目は、ムーンストーン特別（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた39戦目は、ホタル特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイアラジンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月11日、中1週で迎えた40戦目は、かに座特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（12戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイアラジンから1馬身半差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた41戦目は、百日草特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラホマレからクビ差の2着に甘んじた。

8月12日、中1週で迎えた42戦目は、シューティングスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（14戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた43戦目は、もんみや特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。