リスクキャッスル（1988年生、母ウネビノカオリ）

リスクキャッスル（1988年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアーテイアス（当時14歳）と交配したウネビノカオリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）棚川牧場。戦績は、中央平地12戦2勝、中央障害1戦0勝、地方27戦8勝2着9回。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

桑野進厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1990年）

9月11日、デビュー戦は桑野等騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードサルタンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若駒賞（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノゲンジに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったペンシルレディーから半馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のペンシルレディーに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードサルタンから1馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、2歳戦の3歳優駿（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミハヤブサをハナ差制して4勝目をマークした。

3歳（1991年）

4月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた8戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリスクトレンディーから1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジークカイザーに3/4馬身の差をつけて制した。

6月2日、中1週で迎えた11戦目は、さつき賞（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で桑野等騎手（9戦5勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた12戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑野等騎手（10戦5勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で桑野等騎手（11戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で桑野等騎手（12戦5勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のホールドクィーンに1馬身半の差をつけて6勝目を収める

7月29日、中1週で迎えた15戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で桑野等騎手（13戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で桑野等騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドライブウエイから3馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で桑野等騎手（15戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメイセイシンゲキに2馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

9月8日、中1週で迎えた18戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で桑野等騎手（16戦7勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミツルギからクビ差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた19戦目は、いぬ鷲賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で桑野等騎手（17戦7勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で桑野等騎手（18戦7勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた21戦目は、白菊賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で桑野等騎手（19戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月1日、中4週で迎えた22戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったツカサアサヒオーからアタマ差の2着に甘んじた。

12月15日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノゲンジをクビ差制して8勝目を手中に収めた。

4歳（1992年）

2月16日、中8週で迎えた24戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケイチシルダから2馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた25戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったライフルショットから半馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中2週で迎えた26戦目は、B12ロ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた27戦目は、B12ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマリンスキーから1馬身半差の2着となった。

5月31日、中6週で迎えた28戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、垂水ステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた29戦目は、関ケ原ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

5歳（1993年）

2月6日、約7か月半の休養明けで迎えた30戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた31戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた32戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のイイデダッシュに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月20日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下の’93ブルードメアサイヤーズステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月1日、中2週で迎えた35戦目は、5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上900万下の御池特別（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の舞子特別（阪神芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた38戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の西陣特別（京都芝2000m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下（京都芝1400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のケーティスターを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月1日、中3週で迎えた40戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。