キシュウスパイシー（1993年生、母ランドスパイシー）

キシュウスパイシー（1993年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランドショウザン（当時5歳）と交配したランドスパイシーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の一般C1-3。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

9月28日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月6日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月16日、中2週で迎えた4戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は山本康志騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4歳（1997年）

4月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた7戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤノメロディーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒフローネに3馬身の差をつけて制した。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケズキスターからアタマ差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた14戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったレジェンドピューマから1馬身差の2着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた15戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタケランナーに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月14日、中1週で迎えた16戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（8戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。